こちらの記事でDV(ドメスティックバイオレンス)について1を書いています。
うわぁ、まじキモいわーとか、ありえないとか、
別次元の世界だとヘイト的な思考で一生無縁でいてくださる方が多いことを願いたい。
そして無くなってしまえ!消え去ってしまえ!
カンザキサツキです。
今日も知らなくていい知識を振りまきます。
DVのスイッチの入り方について書いていこうと思います。
そもそも勝手に突然始まるわけではないのです。
ハネムーン期(やさしさの極み期)を挟み、ストレスが蓄積されていきます。
その蓄積されたストレスが爆発するときにDVスイッチがオンになります。
DVが発動する=部屋に電気が灯る
きっかけ蓄積ストレス=家に帰り部屋に電気をつけるまでの作業にたとえてみましょう。
1.家に入るのに鍵を取り出す。
2.鍵を開ける。
3.靴を脱ぐ。
4.電気のスイッチをつける。
5.電気が灯る。
スイッチをつけるまで、電気が灯るまでの当たり前の行動の積み重ねが蓄積されます。
電力の供給が止まり、電気が消えるまで続きます。
プツンと消えたら、はいハネムーン期の始まりです。
どの行動がどのきっかけが1~4までなのか、
予想がつかない、もしくはほんとに些細なことだったり、
その時々で違ったり非常に難しいものです。
よく加害者から聞くのは、
「手をあげたのはお前だけだよ。」
「ここまでイラつかせたのはお前だけだよ。」
「お前のせいだよ。」
豹変っぷりの落差のすごさにその言葉を鵜呑みにするしかない状況です。
自分が悪いんだという気持ちになる被害者との組み合わせになってしまうものです。
でもね、よく考えてみてください。
仕事でもいいです、恋人との時間でも家族との時間でもいいです。
イライラして、イライラして、イライラして、そうなりますか?って話です。
そして、それを誰かのせいにするまでは誰でもあり得る話ですが、
それをパワーに変えて攻撃してくる人間ってどうですか?
きっと、「お前だけ」じゃないはずです。
手をあげてないのかもしれないけど、そうじゃないはずです。
そして、今まで見えてなかっただけじゃなくて、見ようとしてなかった可能性があります。
「ああ、この人気分屋さんだな」
「キレやすいな・・・怒ると周りが見えないな」
そんな些細なこと気にしてないケースも多いですが突然なんてこと、
ないハズです、きっと・・・。
恋に恋してたり、表面だけしか見てなかったかもしれません。
そうでないと信じたいけど、振り返ると、だいたい筋が通ってない、
自分都合で自分甘い、他人にとって「いい顔ができる外面のいい人」が多い印象を受けます。
ですから、愚痴を溢そうにも、相談しても理解され難いのが難点です。
「えー、普段優しいじゃん!絶対機嫌悪かっただけだよ」
ただ、本当にこればかりはお互い、二人の中で仲の話なので、
絶対そうとも言い難いところですが、
「嫁が悪い」とか「男はそういもんだ」という風潮もありましたし今の日本の社会でも十分まだ残っていると思います。
しかし、人と人は暴力や暴言で支配できるものでもしていいものではないと思いますので、
対等にお互い幸せと優しさを押し付けあえるぐらいの関係がもっともっと広がって、
パワーで押しつけるしかできないこんな悲しいことが消えてくれる世の中になりますようにと、
ネットの隙間からほざいておきます、カンザキでした。
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