サツログ。

独身こじらせ干物でオタク、社畜の狭間で撮られることを仕事にしながら田舎暮らしの夢見人、カンザキサツキ(颯希)の日々徒然とひとり人生の歩み。

あの日の都内帰宅難民になった人の事を書いていきます。

当時ぼくは、秋葉原で雇われて店を取り仕切るのに、社会をまだ舐め腐ってる頃でした。

その仕事に声をかけてもらってないと、サバゲのサの字も知らなくて、

平々凡々、オタクもマイルドめに普通に生きていたと思います。

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カンザキサツキです。

 

あの日は食器の仕入れをしてから出社し、運よく地震の1時間前に都内に戻り、

遅めのお昼を近くのコンビニで麻婆豆腐を買ってきて食べている矢先の揺れでした。

(1時間遅ければぼくは南船橋のIKEAで一人帰宅難民です)

 

「これはあかん」と思ったときにはもう立ってることもやっとだし、

バイトの子泣いてるし、動けなくなってるし、なんせ外に避難するのに必死でした。

 

グラスは割れず、誰も怪我なく、事なきを得ましたが、

ヨドバシアキバがすごい揺れ方をしていたり、近くのビルのガラスが今にも割れそうな感じでした。

浅はかな避難だったということと、でもあの古い物件はすぐ飛び出さないと壊れるよなという矛盾。

 

とても寒い日でした。

電車はもちろん動かず、そしてテレビもないから情報もわからず。

社長が来てバイトの子たちを送り届ける車内のテレビで状況を察しました。

そして秋葉原から普通なら20分くらいの距離は1時間以上かかる大渋滞でした。

 

ひとりのバイトの子を送り届けて、自分たちは帰ることができないと察して

残ったバイトスタッフにもお願いし、

帰宅困難になった方向け「無料避難所」を開設することにしました。

 

自らメイド服に着替え駅前に行き、避難所をやっていることを声を出し伝え

帰れなくなった小学生とほか何十人かと一夜を過ごしました。

体調を崩された方の救急搬送がありましたが、わざわざ店まで来て手伝ってくださった常連のお客様、

そしてあの日いてくれたスタッフ、震災が落ち着きお客様として来てくださった方の顔を忘れることはありません。

食材も十分にまだ取れなかったのですが、それでも来てくださる方のおかげで、

本当に営業再開時、助かりました。

 

あの日は、この店は帰れなくなったメイドさんはうちで避難していいメイドカフェや、

朝まで開放してるカラオケボックス、居酒屋などたくさんアキバには避難所がありました。

それでも駅前には人が溢れていました。タクシー待ってる人が多い印象でした。 

 

携帯電話はなかなかつながりませんが、

スカイプとツイッターは使えました。

急ぎの連絡はほぼスカイプで取り合えました。

固定電話がつながりやすかったのと、

ネットの復旧も同じく固定回線は早かったので、

電車運行の再開情報など随時更新し貼り出してくれたお客様もいらっしゃいました。

 

避難所が終わり、電車の運行が再開され帰りましたが、

最寄駅についたらスーパーで買えるものはほとんどなく、コンビニも壊滅状態。

週6~7、一日12時間以上で勤務していたので基本的に家で食事をとる時間もなく

食材がなかった家だったのと、

赤字経営で給料満額自分は取れなかったのでお金もないしまあまあな悲惨な状況でした。

駅前は液状化と断水、ガスも使えず、計画停電と余震とで電車は動かず身動きもとれず

お店もあけてられる状況にないのでワガママに休みにし、

諦めて新幹線が動いてる情報を得て母ちゃんにお金を振り込んでもらって、

新幹線のチケットを取り大阪に数日、帰りました。

 

当時の自分はただの帰宅難民になった、

備えがないからえらいこっちゃになっただけの人のよくないテンプレです。

備えがあったら帰宅難民にならなかったのか、というわけでもないのですが、

帰宅難民になり「避難所」が無く外にずっといることしかできない場合もあります。

食事や飲み物が提供されない場所ももちろんあります。

家に帰ったからといって、生きていける備蓄もなかったわけです。

千葉も茨城県寄りと自分のいた市川市の一部、隣の以前住んでいた浦安市は被災地です。

大阪に帰れたからよかったものの、もし帰れる実家がなかったら間違いなく、

ぼくと犬は水もなく生きていくことができません。

給水車も市内各所にきていたようですが情報が無く水を得ることはできませんでした。

 

きちんとした防災意識の強化など、ぼくはお仕事柄学ぶことが多い場面にいます。

少しでも小さな力でも情報を発信していくべきと思っています。

東京都内で働いていた備えのなかった帰宅難民Aぐらいの状況をお伝えして、

また今後じんわりとさまざまに折を見て触れていこうとおもいます。

 

併せて是非読んでほしい。

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