大阪にキャリーバッグと犬と戻った翌日。
候補の家は3軒。
一番実家や祖母の家から近くて、一番窓からの景色が悪い家にしました。
正確にはイロイロあって完全引っ越しは4月中ごろでしたが、
今日が家を決めた日。
誰にも認識されない程度の、誰の目も気にならない場所が欲しかった。
カンザキサツキです。
なにもなかった広い部屋も、気がついたらピンクのごちゃついた部屋になりました。
持ち帰れたものは割と最低限の守りたかった荷物のみですが、
ここまでごちゃついてきました。
こんなにたくさんものに溢れたのに、変わらないぽっかり感。
ひとりが寂しいという感情は、多分言うほど持ち合わせてませんが、
なぜこんなに虚しいのでしょう。
我が家に電子ピアノもきて、とっても好きなものが増えたハズです。
なのにとっても空虚を埋めることができません。
実はとても無口です。
犬と暮らしています、犬も無口で吠えません。
なのでひとりで過ごす日は声を一切出さない事も多いです。
家族と過ごしていてもあまり口を開くこともありません。
どうにかして対外的に明るい人に見られる自分が普段になりたい。
疲れる可能性は非常にありますが、虚しさを埋めるヒントはそこではないかと、
考えてはいます。
友達と過ごしていたり、お外にいるときは無理して口を開いているわけではないので、
きっと外にいればとても明るい人なのでしょう。
そしてこの家に帰ると虚しさが込み上げてきます。
引っ越しは検討していません。
落ち着ける場所に変えていかないといけない訳です。
犬が飼えて駅近で、破格の家賃の家です。
(まあ虫問題はありますが・・・)
自分の家(賃貸だけど)に居て落ち着くという環境を作っていかないといけません。
それはきっと脱ピンク部屋なのかもしれないっていう気もしています。
ひとりで家で過ごすを有意義と思える自分にならないといけない。
何かしてないと、仕事してないと自分の価値はないのでは?
というワーカーホリック的な思考回路もぶち壊していきたい所存です。
生き甲斐探しが課題になりそうな5年目ですが、家を整理整頓して、
好きなものだけであふれて落ち着かない家ではなく、
好きなものもあって落ち着くマイホームにしていきたいと思っています。
模索する日はこれからも続くことでしょう。
しかしもっと前を向いて、ひとりで生きるにしても、ヌメっとせず、
絶望せず、空っぽではない生活にしていきたいと思うカンザキでした。
併せて読みたい、我が家の問題たち・・・。