昔から圧倒的にセンスが皆無と罵られてきた気がする。
「変な服」
「変な見方」
「変なのー」
昔は人並みに、凹んでなるべく普通を装うと思ってきたけど、今はあまりない。
あまりないだけで貶されるとちょっと後ろむきな気持ちになる
カンザキサツキです。
面白い本に出会う、デザイン職でない会社員のぼく。
タイトルと表紙がとても興味深くて買ってしまいました。
ズラズラズラと知識を文字に書き込んでいるわけじゃないから直感的に
「あーデザイナーじゃないけどわかる」気がする本。
余白を余韻とよく様々にカメラマンと話していたことを思い出しました。
そして自分はいつも遠くなく近くもないどこかをみている姿が自分のいる狭い狭い世界ですが好きと言ってくれる方が多かった。
余韻が残る自分でいたいことをよく言っていた熱が少し前までありました。
デザイン職ではないけど、校正の範囲が全体のバランスは配置箇所までに至っているこの頃。
それはもう校正ではないと思うし、本来の業務も校正は含まれない。
そんな自分が読みやすいと思うのは、適当な余白があって、余白がありすぎるわけじゃないこのしっくりくる絶妙な配置。
これが机上でも、レンズの中でも、生活においても具現化できればレベルが上がる気がする。
と確信しているが、才能もデザイン力もセンスもない。本を読んで
「なるほど」と思っても、それを実際真似て作ってみても、気づきがまだ生まれていない様子。
ましてや余白のあるような、余裕のある人生も送れていない。
余韻を残すこともなく全力のストレートを投げるぐらいの勢いと隅っこまで貧乏性発動してぎちぎちに埋め込んでいく能力しかない。
デザイン職じゃないけど、デザインに口を出さないといけなくなり、
手に取った本で、チラシやパンフレットのデザインの本で、生き方まで考えさせられると思わなかったです。
これだから本の世界は楽しい。
ちなみにこの本も同じく面白いです。

ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本
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好きな作家しか読まなかった自分でしたが、最近空いた時間に本屋にフラッといくのが楽しくなってきたカンザキでした。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。