世の中、やっぱり顔がいいと得をするものだ。
と散々学生時代から知っている。
絶望はしすぎた。
整形の見積もりに、ブサイクはハードモードだと理解し絶望したのは18歳でした。
また最近顔面が隠れるヘアスタイルを目指し始めました。
カンザキサツキです。
補欠合格だったメイド時代の話ですが
先に入ったにも関わらず「補欠」なので後に入った「正規採用」メイドさんと名前がややこしいから変えないといけない。
ご主人様の推しじゃない補欠のブサイクが水持って行ったらかけられた時代もあった。
何より、可愛ければ仕事しないで裏でだべっていてもOKで、お給仕しないでよくて、
可愛くない自分は混雑をさばく接客要員、洗い場要員だから仕事をするしかない。
可愛くないと言われても笑顔でメイドさん、してた。
幸いにも、自分は店舗改装の時に上が変わったり、路上でチラシ配りを一生懸命している姿を認めていただけたりと、
仕事の技量をみとめられて少し自信を持って一般社会に飛び込みました。
それでも、やっぱり世間は残酷だ。
可愛ければそれだけで売り上げはとりやすいし採用されやすいし可愛がられる。
という世界でしかない。
もちろんそれが全てじゃないけども、綺麗どころには絶対ない、
「黙れブサイク」
「ブサイクに接客して欲しくない」
「BBAはとりあえず下がってろ」
「ブスが移る」
などなど・・・。
まあ、相手はお客様だ、笑顔でしれっとしてたけど心ではどれだけ泣いたことだろう。
それは仕事以外でも、可愛くないなら働いて彼のためにお金を稼がないといけないのだとかそういう日もありましたね、えへへ。
ブサイクは端っこにいろなら、消してくれ。
なぜ呼ばれたのかわからないターンもありました。
なぜそこに呼ばれたのか。きっと、それは
・暴言を吐く相手が欲しかったのか
・ブサイクがいることにより誰かが引き立つ、そう差し色的な存在だった
(逆に重要ポジションである)
このあたりだと思われます。
結局可愛いとギャラ(所得)が高いという仕事をたくさん見てきた。
極論、そういうことです。
言いたいことは着地点はそこなのです。
仕事ができれば所得は高い、これは当たり前のことですが、そうでない業界もありますし、
可愛いからという理由でコネ採用してもらい、他より所得が高い一般事務員をしてる知人が何人もいます。可愛いって正義なんだね。
顔で時給が給料が決められたことがある自分からすると、
やっぱりどうしても性格もどんどんさらに卑屈になりますが、それでもやっぱり仕事の技量を高めていきたいと、そういう信念を貫こうと思うカンザキでした。
あわせて読んでただけたら嬉しいです。