あまり情報がない病気でもあります。
横紋筋融解症。
簡単になってしまうかもしれない病気です。
どういう症状かあまり書かれていないので、書いてみようと思います。
できることなら、発病しないで欲しいと思うし、もうなりたくもない。
本当に辛いです。
カンザキサツキです。
名前の通り「筋肉」が溶ける病気です。
それはどんどんやってくるわけではなく、突然的にやってきます。
突然、動くことができなくなります。
ぼくの場合は、家で倒れている間に急性腎不全と一緒にやってきました。
救急搬送される寸前、一瞬意識があった時に
「トイレに行きたい」と言って立ち上がろうとして立てなかったところは覚えています。
その後生死をさまよったわけですが、もうその時には自力で動くことはできませんでした。
横紋筋は「心筋」「骨格筋」を指す。その筋肉が溶けるという事。
「骨格筋」が溶ける事が多いと言われてますが、ぼくは多分それがバッチリハマったのでしょう。
後者のみだったので、生きてました。
40度を超える熱が下がらず、骨格を支えている筋肉が溶けているため寝返りも打つこともできない。
起き上がることも、もちろんできない。
この時、全身に力が入らず、自分の体じゃないように重たすぎて動かない感覚です。
この時はまだ左下半身が麻痺してるなんてわからなかった。
過労や熱中症、脱水、運動過多でも発症する事がある実は身近にある病気です。
=生きていれば誰でも簡単になる事があります。
もちろん、今ぼくがこうやって筋肉質に生きているので回復ができます。
軽傷なら早く回復します。
そもそもぼくは麻痺があるので、当時と体は変わっていますが、発症前と比較できるようなものがないので、どうかは分かりませんが、これだけ筋肉がついてるから大丈夫でしょう。
でも油断はできないもの。
突然脱力すると、吐き気がするほど怯えます。
そして不安になるから鍛えなきゃ鍛えなきゃと悪循環であります。
「脱力感」「痺れ」「赤っぽい変な色の尿」が出たらすぐ受診を!
長時間座っていたり同じ体勢をしていた時の痺れすぎて力が入らない、動かない。
という感覚に近い脱力感といえば分かりやすいかもしれません。
体が警告を出しているのに気づく事がどんな病気でも大切です。
無理をしない、体に無茶をさせない事が大切です。
薬の副作用でも発症します。薬は体の何かに作用するものなので副作用がない薬はない、という認識を持つことも大事ですね。
本当に、辛いので過労や熱中症は防げます、かかる人が減りますように。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。
同時なのか後発なのか先発なのかわからないけど、下半身に麻痺を持っているぼくです。