犬と子供の頃から暮らしてきた。
犬だけではなく、インコやハムスター、金魚やザリガニや道にいた拾った亀・・・。
基本的に人間嫌いだけど動物が好きです。
愛犬はいつもクールです。(それでも年をとって甘えてくれるようになった)
カンザキサツキです。
家族や友人の間で愛犬虎太郎はちょっと犬らしくないことで狭い世界で有名です。
最近になりたまに犬らしく「ワン」と鳴くことがありますが基本的にとても静かでごにょごにょお話をする犬です。
家ではぼくも静かなので無言です。
本来無口なので、あまり言葉を発することもない飼い主のせいもあり、ハンドジェスチャーで「おいで」「ストップ」「待て」「よし」「おすわり」「ハウス」をこなせる犬が虎太郎です。
そしてすこぶる賢いです。それは頭がいいのではなく、ちょっとずる賢いです。
たまに、中に人間入ってるの?という具合です。
そんな中、ハイテンションに飼い主の友達に絡む訳でもなく、ただ寄り添う犬、虎太郎に友達が言った一言にすごく救われました。
「私、あんまり犬って可愛いって思ってなかったけど、こたくんはそうじゃないね、可愛いね」
・・・待って、犬得意じゃないなら言って?こたにハウスしてもらえるから!!
こたは犬さんと仲良くできないって説明したらちゃんと分かってくれるから!
(なんとなくかもしれませんが一応理解してくれてる様子です。)
そして、
「ちゃんと愛情をしっかりかけてるから優しい子なんだよ、しっかり愛情は伝わってるって思うよ、優しく育っているよ」
と言ってくれて、ウルっときてしまいました。
お互いの距離感が絶妙なあまりべったりする時間の短い僕たち親子です。
そして常にお留守番ばかりで仕事から帰って朝までずっとくっついていますが、夜寝るときにべったりの極みなる以外、常にお互いが構って構ってではない。
なんなら、こたに「構ってー!」と行ってもすごくウザいって顔でスッと逃げられる。
・・・辛い。
絶妙の距離感と、圧倒的な信頼関係を構築していると飼い主なりに思っています。
こたがいなきゃ生きれないし、犬に甘すぎる飼い主かもしれません。
「優しく育っているよ」という言葉が本当に嬉しかったけど、傲らず質素に、誠実に犬と向き合っていこうと思います。
母ちゃんの思いが伝わっていますように。
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