●●万円もらえいないのかー!?
マスクがー!
緊急事態宣言を!
などと、表面だけで割と埋もれてるけど、自分がかかったらどうなるかについてまだみんな気にしてない・・・と思います。
それが経験談なのか、フェイクなのか、物語なのかも分からないけどかかった人の体験談も増えてます。
が、フリーランスが多い中、やはり「雇われ」で働いてる人も多いこの国に生きてます。
雑務で小間使いをよく言えば総務です。
カンザキサツキです。
※この記事は2020年4月3日現在の決まりごとを元に書いています。
今後変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
コロナウイルス(疑いを含む)による仕事を休む場合について、何が適応になるか皆様はご存知でしょうか?
大きく分けてコロナ(疑いを含む)だけでなく仕事を休む場合
・会社からの指示で休む場合
これについては休業手当の対象になる可能性があります。会社ごとにルールが決められた上での対応になるので割愛します。
もし突然解雇された、給料無しで休まされた場合は証拠をしっかりとって労基に相談しましょう。
使用者の責に帰すべき理由による休業は、労働基準法第26条あたりが対象になります。
・病欠(疑いを含む)で休む場合
この2つに分かれます。
正直言えばインフルエンザと休むときに使える制度は一緒ですが、
そもそも薬を飲んで熱が下がったら会社に行っちゃう人もいるので改めて書いてみます。
連続して病欠3日以降は保険組合(健康保険証の元)から傷病手当が支給れます。
これは「コロナ」に関わらず「インフル」でも「怪我」でも会社に行けない状況になって3日以降に決められたルールの中で支給されます。
満額ではありませんが、必ずもらえますので体調が落ち着いたら人事担当や労務担当、保険組合に確認をとるようにしましょう。
毎月保険料を払っているので貰えるものはもらうべきです。
感染症の疑いで自主的に休む場合は会社で病欠のルールがあればそれが適応になるか確認しましょう。何もない場合は有給休暇が適応になります。
有給休暇がない場合は欠勤になります。
しかし、この状況がありますので必ず会社に相談した上で許諾を得て休みましょう。
勤務先によっては有給休暇と別で病気になったときに年間数日使える休みが別途支給されていたり、
今はリスクの方が大変なので何も消化なしで、とりあえず休んでくれという会社もあります。
もしそれでも働け、来いと言われる会社であれば、なるべく早めの転職をオススメしたいと思います。
テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)にならず毎日通勤をしてコロナにかかったらどうするんだ!?についてはこうです。
仕事が理由(通勤、業務)で感染した場合については労災がおりる可能性があります。
新社会人の方以外なら労災がおりるなんてまあまあ無いのはご存知だと思いますが、仕事起因の感染は労災がおりる可能性がある案件です。
例えば、感染病棟で働いている看護師さんは労災の対象になりやすいと思います。
営業職で電車移動を常に行なっている場合で、
もし仕事の行き帰りと営業のみでスーパーにもコンビニにもどこにも立ち寄らない生活を行なっているならおりるかもしれませんね。
非常に難しいお話です。
(Twitterなどでもらえるなら休みたい、かかりたいと見ますのであえて書かせていただきました)
一番大事なことは就業規則、雇用契約書を改めてしっかり読むこと。
そして変わりゆく状況に対応できるように事前に社内で決定しておくことが大切です。
1日単位で状況は目まぐるしく変わります。
助成金、貸付金については即時もらえるものではありません。
そして人員不足にすぐ対応できる事も難しいのは働いてる皆様がよく分かる事だと思います。
国が用意している制度に柔軟に対応できない企業はとても多いです。
その狭間であーだこーだイライラの矛先を向けるのではなく冷静に決まった中で対応できるよう早めに会社で話す時間を作ってみてはいかがでしょうか。
何もなければいいのですが、何かあってからの対応ではダメなのです。
みんなが安心して働ける環境整備、話しやすい環境を整えることが大事なのだと、本当にこの病気が流行って見て思いました。
正直、だいぶ細かくHPに書いている訳ではないのですが、情報量が多く読みきれなくなっている厚生労働省HP。
コロナウイスる感染症についてだとたくさんリンクがついています。
労働者の方向けより雇用側の方が実際にどう対応されるかが分かるのでオススメです。
新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)|厚生労働省
労働者の方向けはよりわかりやすくまとめてあります。
新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)|厚生労働省
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。