聞いたことがある人が少なくて、そして自分がそうであるという人も少なくて、
まだまだ理解のない世界だけど実はあなたの隣にいるかもしれない。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)について、この前にテレビでクローズアップされてたので書いてみようと思います。
楽に生きれないから苦労してるんだってば。
涙がこぼれそうでも笑顔で、震える手先はグッと握りしめて今にでも逃げたい足は地面に張り付け隠してることをよく知ってます。
カンザキサツキです。
まずこの言葉を調べてこのブログにきた方へ、病気じゃないよってことを言いたい。
しんどいやね、人の目が所作が、いちいち動きが気になるよね。
それはね、誰よりも繊細で優しい心があるから仕方のないことだけど、仕方のないことだと割り切れないやね。
まず、それはあなたの個性で素晴らしさで人間らしさで病気じゃないから無理をせず自分の感性に素直に生きれる環境に逃げてもいいんだよ、と言わせてください。
そして、HSPって何?という方へ、これは病気じゃないよってことを伝えたい。
よく鬱やパニック障害、適応障害、PTSDなどと間違われたりします。
細かなとこをに気がつきすぎる、感受性が豊かすぎる、繊細すぎる生まれ持った気質(性格や物事の感じ方)であります。
ただ、繊細すぎるが故に傷つきやすいHSPは、それがきっかけで鬱やパニック障害を併発することがあります。
鬱だけを発病した場合と異なって生まれ持った気質に起因(原因がある)ので鬱だけが治っても繊細すぎる感受性は生まれ持ったものなのです。
詳しくは言葉で説明すると長くなりすぎるのでWiki貼っておきます。
わかりやすい説明が載ってるHP
HSPとは?日本一わかりやすいHSPの基礎知識!|HSP専門サイト「HSPちゃんねる」
自分が悪いのではなくて、誰も味方がいないんじゃなくて、自分の心が味方だという気持ちを持ってほしい。
イライラしてる人や仕事してる姿をみられてたりするとうまくキーボードを押すこともできない。
それに対して自分を責めるしかできなかったり、友達と遊んで楽しいはずなのに心身ともに疲れて帰ってきたり、理解されない世界にいる人は5人に1人。
すれ違う人の5人に1人はうまく隠れて生きてる。ように見えてるだけ、と思います。
そういう時、逃げてもいいんだよ、
自分の心のありようだけが自分の味方だよという気持ちを持ってほしいです。
まだそういう気持ちを持てないなら好きな音楽や香りを常に持っていれば少しだけ救われるかもしれません。
感じることが多い事は、素晴らしいと暗示の如くいつも大きな声でほざいています。
そして自信を持ってほしい。
これは難しいかもしれませんが、気配りが上手すぎたり、危機管理能力が高かったり、
香りや音の細かな変化の違いに気付いたり、これは生まれ持った高い能力です。
一方からではなく多方向から短時間に物事を見ることができたり、
それは普通の人ではそんな短時間でできない能力です。
「もしこれを今言ったら・・・」という気持ちになって言えなくても、
おうちに持ち帰り、今日も眠れないぐらい深く考えてしまう時は心に正直に、文章に書いてまとめてみると、いいかもしれません。
そして周囲にHSPの方がいる方へ、本音で付き合ってほしい。
HSPの人は誰よりも細かく目の動きや手の動き、言葉の隅々に気がついてしいまいます。
気付こうとしようとしてるわけではなく、勝手に気がついてしまいます。
ていのよくない人や、冗談が通じない人、つまらない人かもしれませんが、実際そうではありません。
そして、時間があれば聞いてあげるよ!ではなく、話してもらえるまで気長に待ってみていただけると、きっと間口が広がると思います。
楽に生きれたら誰も苦労しません。
無頓着すぎる人が増えてる影で、神経質な人も増えてる中で、もの言えぬけど気付いてしまう繊細すぎる人は多いのです。
無理しないで自分の世界を大事にする静かな生き方、は悪いことではないとぼくは思いますカンザキでした。
だってみんな好き勝手に毒吐いたり、晒したりする攻撃型の人間じゃない?
防御力も0かもしれないけど、攻撃力0の生き方はとっても平和すぎる生き方だと思います。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。
きっとそういう方にとって共感できる人、できない人もいるかもしれませんがそういう方に向けた本も出ています。
楽に生きるなんてできないのだけど、それでもそういう価値観の人もいるんだなと思って客観的に読むといいかもしれません。