自分の友達に、下限も上限もありません。
それは時に、「目上の人なんだから・・・」と言われても、
友達だったら目の上も下もないフラットな同じ位置だと思っています。
故に生意気だと言われることも、だいぶ今は減りましたが、あまり気ににしないように生きてます。
目線を合わさせていただくと見えてくる世界はとても魅力的
カンザキサツキです。
正直、大人の世界はめんどくさいことだらけで大人になるつもりなんてなかった。
その上、不健康極まりなくて、(しばらく寝たきり、車椅子だったし)今でもよく成人できたなと古い友人に言われる次第。
そろそろ生きてるだけで褒めることをやめて良いと思う。
大人の世界に憧れたことは一度たりともない。
ただ、無駄に勉強するより社会で常にビンタされてるような世界で、
ビンタをしてお金をもらってた不思議な仕事もしていたけど、
それでも大人って体が良くて、ご都合主義で、汚い世界だと思って生きていた。
それは今でも変わらないけど自分は信念を曲げないで生きていこうとそれだけは貫いている。
それなのに、未成年の友達には早くこっちにおいで、大人になっちゃえよと言ってしまう。
汚い世界で、体がいいこの大人の世界だからこそ生きやすい環境なわけない。
全く実際は無礼講でもないし、酒の席なんで・・・と言う前置詞が置かれるめんどくさい飲み会でも、
うまく酔っ払ったフリして誤魔化してみたり、茶化してみたりも可能だし、
労働の対価に保証がもらえたり、信用がお金に紐づいていたり、
若い頃の絶対的対面主義だけではない付録的なものや、
単位で決められるその人の程度がわかるような仕組みが組み込まれる。
きっとそれは、新たに大人の世界に入る若い人からしたらめんどくさくて、
しがらみだったり反骨精神を掻き立てるのかもしれないけど、
うまく立ち回ればうまく生きていけると思ってしまう。
実際ぼくはうまく立ち回れてないけど、立ち回ろうとしてた時代もあるけど、
ただ下手糞の中でも階級制度があるので
「この人が部長ね」
「この人が今日の飲み会のボスね」
みたいな、そう言うわかりやすい誰に背中を向けてはいけないかが明確にカーソルがついて教えてくれるシステムが導入されてる世界。
そう思うと、楽しいこともあるのよと言う気持ちを込めて、
「早くおとなになっちゃいなよ、姉さんは待ってるわよ」
と言ってしまいがち。
比べたら、やっぱり全てが対等な中で生きてた子供時代が無自覚に楽しかった。
でも、大人の世界は、大人の世界で自分にとって自由度がUPしたりしてなかったりだけど、
身の丈を弁えれば充分楽しめる。
きっとぼくは、世間一般的に言う大人の階段を登るシンデレラでもなければ、
順風満帆ではないけど、
刺激的な大人のミッションを常に与えていただき、打ちひしがれながらもそれが楽しくできてる大人だと思ってます。
できれば小学校ぐらいからやり直して、波風のもっと少ない普通の会社員だけの人生というものを味わってみたいと思います。
金がなくてライフラインも止まらない、バイト3個掛け持ちしない、
みんな一緒に就職活動して、入社式なんか出ちゃったりしてというような階段を歩んでみたかったカンザキでした。
早くおとなになっちゃえよ、お酒の味はおいしくないけどお酒の席の空気は美味しいぞ。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。