サツログ。

独身こじらせ干物でオタク、社畜の狭間で撮られることを仕事にしながら田舎暮らしの夢見人、カンザキサツキ(颯希)の日々徒然とひとり人生の歩み。

【R.I.P. old battleaxe】人の汚さ意地の悪さを身をもって教えてくれてどうもありがとう。どうぞ安らかに

突然の親父からの電話で危ないと言われたのは、ちょうど3月、外で撮影が終わった、その時。

すごくタイミングが悪かった。

 

もう20年以上会っていない、父方の祖母が、死んだ。

それは一昨日の話。

 

離婚して母子家庭の家に育ったぼくが、

親父となんで今連絡とってるかなどの関係などはまた別に書くと思いますが、

それについて抱えてる闇は深いかもしれないけど、大人になってより強く思う。

自身は親父も親父の両親(ぼくにとって祖父母)も家族と思っていない冷たい人間です。

 

ぼくとリアルに関わってる人は、ここまで言うはよっぽどだと察していただけると思います。

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カンザキサツキです。

 

サツキ4歳、初めて人に嫌悪感を抱く。それは血縁者に対してだった。

いつもブログに出てきている「ばあば」は母の母です。

大好きな、ぼくの人生を救ってくれた一人でもあります。

 

比較してはいけないけど、比較するしかなくてすみません。

母方の祖父母はただ優しく、時に厳しく、でも孫が一番でたくさん可愛がってもいました。

 

そっちじゃない方の人、父方の祖父母に総合的に可愛がってもらった記憶が幼少期からほぼありません。

ぼくだけ、であれば可愛がられた経緯はありますが同じ孫の姉、

そしていとこと3人で過ごしている時、

何故だろう、いつもぼくだけ可愛がられる。

その景色に疑問を思ったのは早すぎる年齢、4歳でした。

記憶力がいい子供だったのでとても鮮明に覚えています。

 

姉は顔も可愛い、頭も良い。運動神経も良い。

ハキハキした性格で、誰がどう見ても可愛い女の子、

そして初孫である。可愛がられる要素しかない筈だ。

 

ぼくは末っ子。お世辞にも可愛くない、どすこい!という感じのぽっちゃりで

いつも母の後ろに隠れてる内気で怖がりだった。

 

そのぼくだけを、姉やいとこのいる場面でも、子供が分かるような程度の低い贔屓をするのが祖父母でした。

 

心だけは貧しくあってはいけないと今思う根っこには、クソババアがいる。

ぼくが、幼少期に覚えた暴言、クソジジイ、クソババア。

どこで覚えたのか分からない、汚い言葉でした。

 

うちは言葉遣いや礼儀作法にびっくりするほどうるさい、厳しい家でした。

 

内気で母の後ろからしか外を見れない、人とあまり話さないぼくが

「くそばばあ」というのはよっぽどのことだと思い返します。

 

もちろん本人には直接聞こえるように言ったこともないけど、ずっとそう言ってました。

 

見たくれだけでも平等であるべき相手に対して優劣をつけるのは汚いことと教えられた気がしていた。

そういう環境をわざわざ作って教えてくれてどうもありがとうと卑屈いっぱいに吐き出すしか、

今もできない。

 

葬式?行きませんよ。コロナ禍を理由に行きませんよ。どんな顔して会えばいいの?

それとも何?トクベツな遺産でも残してくれてる?

それぐらいしか言葉が湧いてこないぼくは人として、おかしいのかもしれない。

 

何かして欲しかったわけでもないけど、当たり前のようにずっと自己都合に対価を求めてきた相手に、

当たり前に自己都合に対価を求めて何が悪い?

 

「母の日なんだけど何もないの?」

幼少期から毎年、5月の2週目になる日曜には、電話をかけてきてた祖母を覚えてる。

「さっちゃんに代わって」

母は毎年呪文のように、こう言っていた。

「母の日かもしれませんけど、さっちゃんのお誕生日は来週です。そして孫は●●ちゃん(姉の名前)もいます。」

 

誕生日すら、一度も言葉ですら祝ってもらったことはない。

離れていたとはいえ、一度も参観や運動会や発表会に来たこともない。

 

幼少期、千葉で暮らしていた時、大阪に住んでいたじいじちゃん、ばあばちゃん(母方の祖父母)は千葉まで何度もすぐ遊びに来てくれていたのに。

ぼくらが大阪に住んでからは大阪とはいえ近所ではなかったのに、

運動会にピアノの発表会、ダンスの発表会だけでなく休みのたびに必ず一緒に過ごしてくれていたし仕事を休んででも来てくれてた。

 

そういう積み重ねに、子供ながらに比較してしまっていた。

常に「自分」だけの人と常に「誰か」を中心に動く人両方知った。

ぼくは後者でありたいと強く思うようになっていった。

 

そんな祖母が死んだ。

ただ一つ、伝えれることは、

人の汚さ意地の悪さを教えてくれてありがとうございました。

 

ぼくと姉ちゃんが買ったおやつの、姉ちゃんの分だけわざと食べた祖父母は謝ることもなかった。

その傷は今でも姉の心に深く刺さっている。

 

2度と会うことはないだろう。

墓前に手を合わせることもないだろう。

遠くから、コロナを言い訳にしてありがとうござました。と西に向かって吐いておきました。

 

 

でもぼくも性格悪いから、体の良いこと何年か前に電話でババアに言った気がするよ。

良い思い出になってたら、良いと思うよ。

 

どうぞ安らかに。

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