基本的に地元完結型の人生になっています。
アウトドアな遊びが好きなインドアの人見知りに見られない人見知り。
外にお酒を飲みに行くこともなくなり、干物を極めております。
メガネと帽子にマスクをしても、不審者に見られない世界になりました。
むしろマスクしてないと睨みがすごいです。
カンザキサツキです。
それはある日、仕事を終えて23時をすぎてにテクテク歩いて帰っている日の光景。
世間は3連休だったり、お盆明けまで休みの人もいる世界の初日。
比較的賑やかな駅前も、コロナという3文字のウザいものが流行ってから静かです。
酔っ払いが騒いでないし、道路で寝てる人も減った。
どう見てもぼくより若くない集団がマスクをせず馬鹿騒ぎをしながら、
距離を縮めて、でも道には広がって陽気に歩いてる。
ギョッとした。
早くそこを抜けたかった。
でも、距離を縮めているのに、人数が多いから広がって歩いていて抜けれる場所がない。
トロトロ歩く集団の後ろを歩いて、帰るしかなかった。
飲食店は要請で4人までだったり、22時までだったり、テイクアウトしてたり、相変わらず密にならない営業努力を続けている。
地元は小さな個人店が多く、どこのお店も以前はいつも賑わってた。
でも大阪府のコロナ対策店のマークをしっかりつけてやっているところが目立つ。
多分、貼っている店が殆どだと思う。
そして自分も、普段行ってたお店に電話してテイクアウトさせてもらったりして少しだけど応援してるし、
空いてる平日の時間を聞いて、友達とサクッとご飯食べに行ったりしてる。
ちょっとでも、応援できるならというぐらいでしかなくて申し訳ないと思ってるけど、
そういうのを見ているから、お店はきちんと対策を取って営業してることを知ってる。
でも店を出たらどうでしょう・・・という光景はその日、家に帰るまで何グループか見た。
お家に帰るまでがコロナ対策だと思っているぼくとその周りの仲間たちと別と思うにしても、
お店が努力しても、店内では努力しても、
最後まで努力して帰らないと意味がないのが対策だと思ってしまう自分はお堅いのだろうか?
「こういう一部がいるから、なんじゃん?」という偏った怒りがちょっとこみ上げてしまった。
酒は飲んでも呑まれるなと、散々若い頃お姉さんお兄さんに教わってきた。
故に、騒がしい店や騒ぐ人、煽る人、無礼講を履き違えてる人が「嫌い」です。
品よく、愉しく、美味しく、楽しむということを教えてくれた場所がある自分は幸せだと思います。
酒の席に上も下もねえ主義なので、上から物申されたり、仕事の話されたら
「え?残業代出ます?え?お仕事?勤務時間じゃないので帰りますね!」
って言っちゃう無礼な人間ですけど、美味しいご飯とお酒を提供してくれるお店に感謝の気持ちは忘れちゃいないと思ってます。
なんで、こんなに呑まれるんだろうか。
誰も何も言わないのだろうか。
それともぼくが、ビビりすぎてるんだろうか。
でも、そうじゃないと思う・・・とモヤモヤした気持ちにいました。
普段仕事してる時は徹底してるだろう、そんなに密着してお話しされるなら
ポケットからはみ出てるマスクをそっと顔に覆っていただけたら
こんなにメディアで言われすぎてる「夜の街」「居酒屋」「飲み屋」が悪者のような言われ方が減ると思ってしまったカンザキでした。
早く、気兼ねなく「飲みに行こうぜ!」って言える世界に戻って欲しいです。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。
夏は「密」にならないなら外して熱中症を防ぎましょうって言われてても、でもやっぱり睨まれます。