禁酒するぞ!とかそういうつもりもないけど、
最近ちょっと体調が思わしくないので、控えようとは思っています。
とは言え毎日飲んでるわけでもなく、多くても週に1回ちょっと飲むぐらい。
カンザキサツキです。
おじいちゃんの仏壇に日持ちするものを供えてあげようという言い訳の元、本物のおビールを買った。
祖父は瓶ビールを1本開けるのもやっとこぐらいの人だった記憶はある。
酒飲みじゃなくて、むしろほとんど飲まない人だったけど、
孫や娘の誕生日や正月のめでたい時に少し嗜むぐらいだった。
故に、おじいちゃんのグラスにビールを誰が入れるか争奪戦になった記憶だけすごく鮮明だ。
それぐらいレアな飲酒シーンだったけど自分はまだ小学校に上がってまもないわけで、
おじいちゃんがどのビールが好きだったかとか、どれを飲んでたか知らない。
ラガーか一番搾りか黒ラベルのどれかだから全部買った。言い訳が過ぎる。
(撮る前に黒ラベル飲んじゃった・・・)
思えば、ラガーも一番搾りも麒麟だから多分麒麟で間違い無いのかなー。
白いラベルのついてたビールの記憶あるから黒ラベルも可能性ある。
スーパードライとエビスじゃ無いことは明確だ。
とりあえず、仏壇に供えて、祖父亡き後は夜ご飯作ったら供えてカセットテープのお経を流してたけど、
いつからか祖母がお経を上げるようになり、自分たちも耳にタコができるほど聴いていたので覚えた。
なのでお今日をあげることぐらいは自分だってできる。
自分の家の宗派も知らないけど親戚の葬式に行けば経本がなくても経ぐらい暗記している。
とりあえずお経をあげて、酒を飲もう。できれば化てでも出てこないかなおじいちゃん。
祖父が死んで、とても悲しかったことより鮮明なのは、
祖父の葬儀の前に天国に行くためのお金をたくさん紙で作らされたことと、
笑い声とうるさい声とドタドタ足音の絶えなかった我が家が静まり返ってることを
「じいじちゃんに言われた通りなんとかみんなを笑わせなきゃ」
という気持ちで、2月の寒い時にタイツだけになって江頭2:50の真似をしてふざけてたこと。
今でもあんたは葬式終わってすぐふざけてたと言われるけど、それはぼくとおじいちゃんの約束だから何を言われても気にしない。
大人になる過程と大阪に今戻るまで家庭で、本当に家族に迷惑をかけてきたけど、
いろんなことがあったけど、大人になればなるだけ思うのは祖父に会いたいことと、
祖父と一緒にテニスがしたかったことと、
おじいちゃんと一緒にビール飲みたかったなー!ということ。
寂しい、悲しい、という涙が出るわけじゃ無いけど、
会いたい恋しい、愛おしいという気持ちで出る涙はあるんだなと思いながら仏壇の前でしばらくボーッとしてました。
子供時代しか知らないおじいちゃんに、大人になった自分を見て欲しいなーっていうざっくりな気持ちと
やっぱりおじいちゃんはどのビールが好みだったか聞きたいなと思うカンザキでした。
孫は、楽しく飲めたらなんでもいいっていうこだわりしかないよ。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。