ググった方が早い、ググった方が便利というのはわかるけど
自分はどうしても辞書で調べたい、解説書を見ながら頭に入れるときに整理して入れたいのは古い人間なのだろうか。
お金をかけて自分で自分のために買った勉強のための本を不要と言われて悲しみでした。
カンザキサツキです。
それは、ある日、「ググった方が早くない?」と言われ正直ムッとしたので顔に出してしまったことに起因している。
それは仕事でHPの編集をしている時の出来事です。
今、絶賛CSSを勉強してる最中のぼくは、過去サイドのメニュー欄を固定したフレームのHPが流行ってた時にはある程度作っていた民です。
なのであまり最近のHPの流行りのスタイルとか、ルールとか知りきれていないし、
独自のシステムだったり、外部に依頼したCSSを下手にいじるのが怖い。
なのに、HPをしかも趣味や自分の自営の範疇でやっているものではなく勤務している会社での話。
そしてそれが売り上げの要であるオンラインストアであったら尚のこと、どうにかなってしまったらえらいこっちゃだ。
胃が痛い原因のひとつでもある。
「ググったらええやん、辞書なんかいらんやろ。本なんていらんで!もったいない。」
・・・ぼくが勉強のために自分でかって、自分のお財布から出て
経費でも落ちていない落として欲しいとも言わない本たちに対しての暴言はやめていただけないだろうか。
ググれば、いともたやすくAをするための方法を見つけることはできる。
それでその場はもちろんいいと思う。業務をスマートにスムーズに行うならその場は十分だ。
今仕事をする上で、素早く調べてそれで終えるなら十二分。
しかし辞書を引くことで、得れることもたくさんある。
何よりこういうテキストや資料や辞書は、読みながら頭で整理したり、
なんとなく前後を目に入れておくだけでも先の予備知識にもつながると思ってる。
あとはついでに一緒に次の項目まで読んでみたりする。
自身の学生時代は電子辞書を持っている子も多かったけど、高校では電子辞書が禁止だった。
理由は同じく、引いた内容の前後も見るきっかけを増やして語彙を言葉を増やせと
国語科の先生たちにも英語科の先生たちにも言われてた。
これが古い方式なのかもしれないけど、自分はこれってまわりまわって
「周りを見る」にもつながる大事なことじゃないかと思う時がある。
そもそものもったいないかはもったいないか、楽なのか、そうじゃないかはそれぞれの価値観。
そして、ネットの情報が全て正解でないということは日頃ぼくも耳にタコができるぐらい何かと言われば言われる
「SEO対策」
でなんとでも、間違った記載のものを検索上位によっこいしょすることも可能なわけだ。
最初は自分より知識のあるだろう、今もそうだろうけど、そうじゃないこともあるとぼくは知った。
全て人から聞き入れた情報かネットで調べた情報でそうじゃないこともあることがある。
本が全て正しいわけじゃないけど、誰が書いたわからないJANコードもついていない記事より、
筆者がいて、校閲され、大手出版社によって書籍化されたものの信用度は高いと思う。
でも仕事中は上がググれというならググるよ、ヤフるかもしれないけど。
ビジネスに使えるもの関係の書籍は複数読むと、どっちか正解かわからなくなる時があるけど、
2パターンも3パターンもあるなら、あまり気にしないでやろうと思うきっかけになってます。
どんな本も読めば読むだけ面白い、と思うカンザキでした。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。