忘れてはいけない、あの日々を。
忘れてはいけない、ローンの怖さを。
忘れてはいけない、ありがた迷惑を。
そうやって大人になったぼくは金の怖さを知っている。
自ら進んで課金して(Switchを買って)この度島流しにあいました。
カンザキサツキです。
ぼくと、どうぶつの思い出は苦い。甘酸っぱいなんて絶対ない。
たぬきちてめえ!に尽きます。
不要なリフォーム、終わらないローン……。
あの思い出と共に狸のフォルムをしたものが苦手になったといっても過言ではないし、
シミュレーションゲームが苦手になったといっても過言ではない。
以前はコンビニ経営シミュレーションゲームとかやり込みしてた幼少期、
将来はコンビニの店長になりたいとか言い出すぐらいの少女だったのに。
あつ森を疑心暗鬼で始めて、噂通りの優しいたぬきち。いや、いつか本性がと思っている自分がいる。
たぬきちへの疑心の強さで一括で買えないものに手は出せない。
最初から作業ゲーム度が増しています。
ひたすら、虫や魚を捕まえては売る!売る!売る!
強気の価格のマイホームに、ぼくは一括購入しか選択肢がないことに笑われました。
…みんな目を覚まして、移住費だって後出しじゃんけんでマイル払いさせたでしょ?!
そう、こいつは狸だ。優しい訳がない。
きっといつかそうやって…またぼくを絶望に突き落とすのよ!(被害妄想がひどい様子)
信じる心を失ったぼくはぼくの島だと暴挙に出る。
可愛くないクマはクマにあらずとかほざきながら、
虫取り網を事故を装ってあてがってみたり、
声をかけないでついていってみたり、隣にずっといてみたり、とても正気の沙汰じゃない。
しかしだ、ぼくの島だ!!君たちを好きで迎え入れたのではない!
勝手に最初から2匹いるならいると言ってくれ!
そして賃料を……。
早く建立したいの!我が城を!!!
広い心持って!!優しくしてあげて!ゲームだから!って諭された。
絶対たぬきちを信じることはしないぞ。
そしてこの世の中で安易に人を信じてはならぬ。
ましてや相手は人ではなく、人語を話す獣。キメラか!?
信ずるに値しない…。
さあぼくの島だ金をよこしなさい金を…と言ってたら本当に引かれました。
世知辛い世の中なので、安易に人を信じないように生きています。
折りたたみ式の猫背をなるべく小さくコンパクトにしまって見つからないように生きています。
画面の中だけすこぶる弁慶モードのカンザキでした。
あつ森、超たのしいです。
あわせて読んでいただけたら嬉しいです。
こいつよかったですよ。気泡できませんでした!