仕事以外で果物を切るってことはなかった。
なんなら本当にびっくりすぐらい果物の切り方を知らない。
あとは、そう、取ってその場食う、が僕のあたりまえ。
カンザキサツキです。
この度、初めて柿を剥いて食べたことを報告いたします。
理由1、柿の食わず嫌い
果物が割と苦手です。それは今も変わりません。
いちごは甘いものは好きになりましたが課金するほどじゃないです。
元々食べれる(食後に出されて嬉しい)
ふじりんご・いちご(甘いものに限る)・幸水梨か豊水梨
食べれる(嫌いじゃない)
ピオーネ・みかん(品種問わず甘いものに限る)・ラフランス・グレープフルーツ・柿
嫌い
それ以外。だいたいが食べたくないカテゴリに入る。
という括りでした。
食べれるに最近追加されたものは多く柿も然りです。
それは食わず嫌いだったことと、味覚の変化と、
柿のように自分で収穫するなどの楽しい体験で上書きされているものもあります。
理由2、山の家の庭にできてるから売ってる柿を買う習慣がない
そういう環境で育ちました。
家の庭のものを食べてきた自分にとってスーパーに売ってる柿は高いだけでしたし、
切って食べるまでに美味しくなくなってるし、だったら木から取ってすぐ食べる。
渋柿もあるのですが、渋柿が収穫前に熟してたもの(熟柿)もたくさんあるので、
柿をわざわざ買って食べるという価値観が全くありませんでした。
理由3、収穫しながら丸かぶりするから包丁で切って食べたことがない
取ったらその場で食べます。食べながら作業するお行儀悪い子です。
柿の皮はかじってペッて捨てます。夜のうちにたぬきか何かが食べてくれます。
取り立てが一番美味しい。それは都会じゃ味わえない贅沢。
思えば子供の頃も、りんごを剥くより口を開けて台所で待ってるから、
母がわざわざ小ぶりのものを買ってきては、そのまま食べさせて黙らせてましたね。
なので今回初めて柿を剥くのに、祖母が剥いてくれたフォルムを思い出しながらネットで調べる羽目に。
最後まで種無し柿を信じることができなかった。
柿には種があるものだと・・・(家の柿は種アリです)
撮る前に待ちきれず食べてしまいましたが、割と綺麗に剥けたと思います。
半分残したけど、結局半分はそのままかじりましたけど・・・。
そして思う、やっぱりうちの柿が一番うまい。
ああ、山に帰りたい、帰りたい。
今年はきっとお猿さんが食べてることでしょう。
お猿さんが腹一杯ならそれでいいです。
これは不作の昨年の渋柿の一部です。
豊作だと、この4倍以上。
今年の渋柿は豊作のようです。本当なら今日から収穫に帰ってました。
実りを見たかったし感じたかった。
田舎暮らしに興味を持つ方が増えていることは嬉しいけど自然は美しくて豊かで、
そして時に怖いものです。
是非、慎重にご検討いただければ幸いです。