今日は犬のことを書いてみようと思います。
殺処分が減らないだけでなく、このコロナの中、保護団体さんは逼迫してたり、
自粛で暇だからと安易に犬を飼って、また飼えなくなってという方が増えているとかも聞くことがあります。
犬が大好きなカンザキサツキと、犬が大好きな愛犬虎太郎です。
「自分の犬」というのは2匹目です。いい飼い主じゃないのでこの後、犬を迎える予定はもうない飼い主です。
家族の犬となるとあと過去を含めると3匹います。
新入りのチップ以外はペットショップからやってきました。
1匹、里親募集のところからクッキー(愛称くうちゃん)を迎えたことがありますが、
既に自分には虎太郎がいて、当時ルームシェアしてた家にはもう1匹いて、先住の虎太郎は仲良くしたかったけど、
本人(というか本犬が)仲良くできず別のお家が終の棲家になったことがあります。
その里親に出されたクッキーは結局里親に出された理由は高齢なことと病気になったことによる飼育放棄だった。
若すぎた自分の器量のなさや、無責任さ、
飼い主にいらないと言われても尚、飼い主さんを探す姿、
心に傷を抱えた犬の難しさに自分の無力さを感じました。
保護犬とか、里親募集の犬を迎えるということは大変なことだといことを知って欲しい。
ペットショップでパピー(子犬)で売られている子たちは、生まれてすぐ母犬やきょうだいから離されけど、
劣悪じゃない限り、ペットショップではいい商品管理をしてもらっている。
白紙の状態から、新たに家族となり、関係を築いていくことができる。
中には先天性の病気があったり、後々病気になったりする子もいる。
ペットショップから来たから病気と無縁だということじゃないことを十分知って欲しいですがこれについては今回省きます。
ペットショップにいる犬と異なる、一度人の優しさや怖さや酷さを知っている動物たちは、
それだけ関係を築いていくことが難しい。
理由があったから放置された、不要になった、
必要がなくなったから人の手を離れているわけです。
それだけの心の傷や持病を持っている子たちを迎えるということは、
パピーを飼う(買う)というより、ハードであること。
関係を上書きすることはできない。それは人と同じで、
重ねていくうちにほぐれていく、仲良くなっていく、好きになっていくという過程だけども
失恋からなかなか立ち直れない人がいるように、動物も同じである。
ましてや、劣悪な環境にいた経験のある子は、大変です。
家族の犬の中にまだ4歳ぐらいの保護犬だった子が今います。家族の願いは犬らしく長生きして欲しい。
最初は触ることもできず、心を開いてくれず、距離を縮めることができない状態でした。
こんなに犬に距離をとられるのは初めてでした。
まあ、今となればだいぶわがままを言うようになりました。
まあ、今となればだいぶ犬らしくなりました。
まあ、犬らしく愛らしいばかりですがそれでも他の犬との心の距離の遠さを感じます。
一緒に暮らしてないけど、毎週ばあばの家に遊びに来てくれるので、
もっと心を開いて欲しい気持ちと可愛いが溢れております。
(気の弱い虎太郎におしっこかけたり、ガブってするのはやめてあげてね笑)
しかし、家に来てからすぐ不調が見つかり先天性の病気で人間はもちろんですが、
犬自身が一番しんどいと、ずっと戦ってます。
何故、こんなに可愛い子が、何故こんなお利口さん・・・ヤンチャ坊主が、
幸せいっぱいで生きていけないのだろうと思うとやるせない思いばかりです。
そう言う気持ちに押しつぶされそうになると思いませんでした。
心を開いてくれないとか、躾が難しとか、そんなことをかき消すのは
何故、この子に無条件の幸せを与えてくれないのだろうと言うやるせない気持ちです。
保護犬を迎えると言う選択の中には
「幸せにしてやらねば」
と言う固くて強くて大きな気持ちがどこかにあると思うのです。
動物を心から愛して家蔵として迎えれる人だけが犬を飼う決まりがあれば、
保健所も保護団体もなくなるのになと思いながら、
テレビ番組で美談化されがちになってるのも気になるので
保護犬や保護猫、保護動物を飼う、家族に迎えると言うことは大変だと言うことをちょっと知ってほしくて書いてみました。
まとまりが悪いですが、言いたいことはただ一つです、
動物を飼うと言うことはなにがあっても人生を背負って一生を面倒みると言うこと。
覚悟ないなら可愛いで終わらせてください。
カンザキでした。
あわせて読んでいただければ嬉しいです。
保護団体さんにamazon経由で支援もできます。
コロナで会いにいけない時代に便利です。