遅くなりましたが、新成人の皆様、成人おめでとうございます。
こんな世の中になって、成人式が延期や中止になって悲しい切ない悔しい思いをされる方も多くいたと思います。
本当、なんでしょうねこの世の中・・・。
判断の遅い大人が多いのも事実だと思います。
民間企業に属していてもスピード感は人それぞれ。
いい大人なのに制服着ることを仕事の一部にしてます。
カンザキサツキです。
カンザキ20歳。成人式を満喫しなかったことを強く後悔している。
自分は当時親元を離れ体を壊しながら働いておりました。
高校生まで過ごした大阪を離れ東京で暮らしていました。
一緒に成人式に行く友達ももちろん同じ市区町村にいない。
何より最低限生きるためのお金も無いぐらいの困窮具合で、母親に住所も告げず行方をくらまして生きていました。
それなのに母から成人式にと送金されたお金すら生活費に充て振袖を着れず、
母が楽しみにしてたとのことでそれを今になっても引きずっています。
本当に親不孝です。
それを強くまだ後悔しています。
正直、振袖に興味もないし自分の成人式の写真なんていらない人間です。
祝いも別にいらん、成人式にも行ってないので区からもらえる記念品、何ももらってません。
自分の写真だって残したいものでもないし、お金を払って残しておきたいものでもないです。
振袖も着たいという気持ちもないから、今まで着たこともないし着る予定もありません。
仕事以外で、写真がない人間というのは悲しいものかもしれませんね。
そういう自分ですが、強く後悔してる気持ちは年々増すばかりです。
自分のためじゃなく、親のため、家族のために振袖着てけばよかったと思います。ぜひ、選択肢の一つに親御さんのため、を考えていただけたらと思います。
ふと、母が成人の日のたびに「あんたの振袖の写真ないな・・・」と寂しそうに言います。
若い頃はめんどくさいなーと思っていましたが、最近になり、
寂しそうな母の言葉に、表情に胸が締め付けられます。
自分のためじゃなく、親御さんのためにここまで育ててくれたお礼を込めてなど、
このコロナで中止や延期になった成人式であっても写真を撮っておくことをお勧めしたいです。
時が経てば、ますます大人の階段を登れば、そういう節目を親は思い出すようです。
そして思い出に浸ったり、子供を感じだりしたいもののような気がします。
これからでも振袖を着た方がいいのか?と思う時もありますが、多分そうじゃなと・・・感じています。
是非、今年の1月の成人式が叶わなかったり、成人の記念の写真を撮っていないなら、
自分のためだけじゃなく、家族のために、という選択肢も入れていただけたら嬉しいです。
振袖じゃなくても、何でもいいと思うのです。
デジタル社会なので、わざわざ形にするということが貴重な時代になってきてます。
でもそのわざわざの形が親世代には嬉しいものです。
母ちゃんのために、何か写真を残してあげた方がいいのかなと思うカンザキでした。