コスプレの著作権についての報道が出ましたね。
以前から思ってましたし、ちょこちょこ記事に書いていたりしましたが、
やっとか!という気持ちが結構強いです。
この際ちゃんとルール化やってくれたらいいのになあ
未来のオタク産業の更なる発展のため、そう思います。
カンザキサツキです。
義務教育課程の頃からコスプレをしている自分にとって大きく平成の終わりから令和にかけて変わったと思うことは、コスプレって市民権得てないのになんでこんなメジャーな趣味になったの?職業になるの?!
これに尽きます。
コスプレに限らずアニメやゲーム、漫画コンテンツが好きないわゆる「オタク」と言われる人たちへのヘイトを結構強烈に受けてた自分です。
ましてや以前はヤフオクなどでも「風」とか、作品ぽい隠語で出品されていた業者製衣装が、
今どこのECサイト見てもしっかり作品名記載されてますよね・・・。
しかもそれは公式に出版社やアニメの製作会社やそれに関連する企業がプロダクト(許諾)を得てないものがほとんどです。
アコスさんなどは公式に発売されてます。
公式かの判断については、こちらの記事をご参照ください。
あとは何よりスマホ社会じゃ無いからネットにアップできたとしても一部のPCを持っている層と携帯サイトを運営できるレベルの人が自分のHPかCUREにUPするぐらいでしたしね。
それが今コミケでコスプレイヤーの写真をまとめたネット記事などが普通にニュースサイトのトップページに出たりする時代になりましたネ。
そしてコスプレで稼ぐ人が以前より圧倒的に増えてます。
著作権=クレジットが入っているものは公式(制作)に許諾を得ているもの。それに該当しないで個人が勝手にROM写真集や物販品、イベント開催、で収益を得ていることが、著作権侵害の問題である。ということ。
極論言えば、アニメのコスプレ衣装でお仕事をしていることを作品や制作公式に許諾を得ていないぼくたちのやっている撮影会も今後は間違いなく、該当しないものに入り規制されるだろう。
以前から、自分もこれはどうなのだろうと特許関係の書類を出すようになり事細かに考えたことがあるし、
いわゆる作品公式さんと話をする機会があり、やっぱりコスプレのことは明確に「ダメ」と言える環境にない苦しいご意見、お話を聞いた。
本来、ダークグレーというかブラックなんだけど規制できるルールがちゃんと設定されないから、
うやむやになっている中で稼ぐ人が稼ぎまくってるということが今の時代だと思います。
例え数百万円稼いでも、作品を作ってきた人たちに直接のお金は入りません。
それにメスを入れるよというのが今回の報道だと思うから、作品が本当に好きで応援してるなら呑み込める内容だと思うのです。
コスプレといえど、チャイナ服やCA風(実在する航空会社はダメですよー)の服などは、今回のコスプレ著作権ルールに該当しないでしょうね。
あと普通にコスプレを趣味にあそんでる人には問題はないです。(SNS投稿NGなどが実装さえれたら楽しみの幅が減るなどあるかもしれませんが)
多分分かりやすくいえば、今後も創作系の自分で考えたオリジナルのコスプレなんかはこれからもOKですという話ですね。
そして自分が作った創作コスプレを真似されたら、それは訴えていい話ですがそれはまた別記事に。
SNS掲載NGはイコール収益化につながるから、が一番理由づけとして強いのだと思う。コスプレを楽しむだけはこれからもOKなのに何故過剰に騒ぐのか。
みんな斜め読みしすぎでしょ!?と思います。
偏った日本人の屁理屈思考だと「Twitterは言われて無いじゃん」とか言う方もお見かけしましたが、これから話が煮詰まっていけば詳細が出てくるでしょう。
SNSとざっくり書かれているのはSNSの拡散で仕事に繋がったり、InstagramやFacebookも外国だと収益化が可能ですしインスタショッピングで通販サイトへの誘導も可能です。
最も稼げるが、分かりやすいところだとYoutubeは再生数で稼げますね。
もちろん自分たち撮影会界隈についてもSNSにスケジュールをUPして集客してるわけですから、規制対象になるなれば、大きく納得できるものです。
仕事以外ではひっそり趣味でコスプレをしているのだけの人なので、写真を載せるまでに至ってないし、
掲載するなってなっても、ぼく自身何も変わりませんしコスプレを楽しむオタクの一人であることは変わりません。
しかし、ネットに掲載していいねやリツートなどのアクションを稼ぎたい、それをきっかけに有名になりたい、収益に変えたい人などは理解ができない(納得できない)ということが起きるという訳です。
やはり、純粋にコスプレが好きで、友達と家やスタジオでワイワイ楽しんで終わる休日は
きっと今回の報道的に変わらないから別に騒ぐ必要ないなと思いました。
自身は仕事で撮ってもらった以外の写真をほぼ載せてないだけで、
コロナ前は我が家で頻繁にコスプレ鍋パーティしたり、撮るだけ撮って楽しんだり、動画とって友達同士でふざけたり、
またそれを見ながらご飯食べたり、それが楽しい休日だった人には何も変わりません。
しかし裏を返せば、許諾を得て契約料などをしっかり納めて収益を報告して献上すれば公式として働くことができるかもしれない、というかなり前向きに捉えることだってできる。
何より、このルール化ができることにより、公式に正しくお金が回るということである。
本当にその作品が好きで愛していて表現したい、応援したいという気持ちがあれば、
100%納得できなくても、頷くことができると思うのです。
だって、ぼくはアスナさんやキリトくんにもっとたくさんお金を払いたい!
もっとSAOの世界をずっとみたい!(でもキリトくんの剣高すぎて悩んでるうちに買いそびれました)
日本のオタク文化の一つが省庁でルールを設けようぜ!ってなったら、
コスプレがお金(仕事)になるってこの国が認めたってことで捉えることも可能ですよね。
素晴らしいじゃないですか!
・・・っても公式の許諾料って結構高いし面倒なので一個人では結構無理のある話ですけどね。
自分にとって身近だし、理解できてるからみんな広い視野と大きな器と理性を持って偏った報道や意見を鵜呑みにしないで欲しい気持ちで書きました。
今後のこの国の在り方にCOOLJAPAN、アニメ、サブカル、ポップカルチャーがとても大事であり、
コスプレ、コスプレイヤーが大きな影響力があるという本当に「市民権」を得たんだと自分は感動しました。
オタクでよかった、オタクの未来は明るいぞ!えなこりんかわいいぞ!!もっとみんな推してくれ!!えなこりんは良いぞ!!カンザキでした。