子供の頃から犬と暮らしています。
犬を飼っている方にも犬が癒しだよね〜と言われることが多いけど、
全く理解できずいつも苦笑いで乗り切ってます。
我が家では犬と人間は対等な関係以上、犬様最優先。
カンザキサツキです。
犬(息子)と先代犬(弟)と暮らしている中で愛おしいは溢れても癒されることはない。
世話をすることが一生懸命だったり、喧嘩したり、いう事聞いてくれずイラっとしたり、
当たり前に一緒に暮らしている中で癒し系ではない。
可愛いとか愛おしいとか、言う事聞いて!という気持ちは人間の親戚の子供たちと同じような感情です。
それが犬以外の、ハムスターやセキセイインコだって、同じ対等かそれ以上に優先されるべき小さな生き物で小さな家族。
イコール家族に癒しが無いということでもあります。当たり前にそこにいる存在。
ペットと人間の位置関係としては間違っているのかもしれないけど、自分にとってはこれが正解。なので今の暮らしは結構しんどいです。
毎週病院に行くときもあるし、体調が一喜一憂すると気が気じゃないし、
認知症と言われてからは、こたが起きる度夜中でも自分も起きて様子見てるし、
不穏になると噛まれたり大変だし・・・。でもそれでも愛おしい。
でもたまに結構マジでしんどい。
必死に一番辛いのは犬だと言い聞かせるばかりです。
正直癒される瞬間も暇もない。
一緒にいるだけで幸せを感じるが、癒しだというならそれでいいです。
相変わらず筋トレの協力してるしているのか、邪魔しているのかの間です。
これが自分と虎太郎の当たり前の関係で、それに対して安堵します。
そういう気持ちが癒しなのだとしたら癒しでいいです。
ただ、歩くのもよろよろ、よたよた、たまにこける。
そんな犬を常に見守っている自分の気持ちに「癒されるよね〜」と言われると、エヘヘって濁しますが、
きっとそう言ってくる方のパートナーである犬が高齢になった時に同じ気持ちになるのだろうと察して何も言わないようにしています。
高齢の犬はゆったり動いて、ほとんど寝てて可愛らしいけど、気難しくなってきます。
可愛げがなくなってきやがった・・・という具合に悪知恵が働きます。
言う事に対して文句で返してきたりしますが、それはきっとこれまでの一緒に生きてきた中で、
たくさんの会話をしてきた、証拠だと思うようにして有意義なかけがえのない時間を送れています。
常に寝不足だけど、愛犬の寝息はホッとする、カンザキでした。
我が家の先代は16年、今の愛犬は今年16年目になります。
近所の犬様は20才と高齢の極みですがまだまだ元気!と言う具合に長生きします。
必ず柊生飼育、一生涯かけて家族として迎えれる覚悟で動物との暮らしをご検討ください。