子供の頃、なんでか9巻だけ持ってたみかん絵日記。
結局最近電子書籍で読み直したみかん絵日記。
ほっこりするのに切ないみかん・絵日記。
虎太郎とも、みかんみたいに話せたらいいのにって思う。
カンザキサツキです。
話せないなりに、言葉を交わすことは少ないなりに虎太郎とはハンドジェスチャーでもやりとりができる関係。
普段のさっちゃんを知らない人しかいない世界で、自分が物静かで寡黙なことは誰も信じてもらえませんが割と静かな人間です。
なるべく言葉を発さない、なるべくカロリーを消費しない世界で、虎太郎とはハンドジェスチャーでやりとりがある程度できます。
「おいで」
「待て」
「よし」
「座れ」
「散歩」
これは動作で伝えることができるので、耳が遠くなろうとも伝えることが可能です。
現状耳は遠くないんですけどね・・・小声でも聞こえてる。
なんとなく虎太郎の今の気持ちを飼い主なりに推察してるけど、犬は飼い主のことをよく分かってるから会話ができればといつも思ってしまう。
なんとなくお互いの感情を察する親子です。
ぼくのことはよく分かってる犬。
犬のことをなんとなくご都合良く捉えてる飼い主。
一方的に犬の方が歩み寄ってくれてるスタイルです。
時に、お互いの言語で話せたらと思ってしまいます。
どんなことを話してるんだろうと思えど、きっとハイハイって宥められて終わるだけなのだろうなって、思うのです。
いつも虎太郎は自分に優しいけど時に本気で感情をぶつけてくる。お恥ずかしいけど自分の器が小さいから喧嘩にもなる。
そして一方的に拗ねて、愛犬に宥められる。
非常に器のでかい、できた犬です。
いつか虎太郎と話せたら、言い合いもできたのかなと思えど、やっぱり
ハイハイって折れてくれそうな気がします。
虎太郎の不調の中、会話がもっとしたいよって語りかけてしまう。
きっと言葉がわかってる虎太郎は態度で応えてくれる。
会話ができてないだけで、きっと虎太郎には伝わっているのだから、これでいいのかもしれないけど、
母ちゃんは虎太郎の言ってることを全部理解できないから知りたいと思ってしまう。
だからか、いつも無言で寄り添ってくれる。
優しい犬だ。
きっとみかんみたいに、会話ができたら今のような関係でもないかもしれないけど、
お話ができたら、会話ができたら、どこがどうしんどいとか、
何が食べたいとか、どうしたいとか、ちゃんと話ができたのになって都合よく考えてしまう。
人間同士でも、言葉と本音は違うのだから、言葉を介さない自分たちの方がもしかしたら本当の意味で本音で繋がっているのかもしれないなと
やっぱりご都合主義で考えてしまうけど、
愛犬とたくさんもっとお話がしたいと思うカンザキでした。
でも話せたら、こんなまずい餌食えるか!とか言われそうです。
犬派も猫派も、ほっこりして笑えてちょっと泣けるみかん・絵日記おすすめです。