サツログ。

独身こじらせ干物でオタク、社畜の狭間で撮られることを仕事にしながら田舎暮らしの夢見人、カンザキサツキ(颯希)の日々徒然とひとり人生の歩み。

眠れない1週間を過ごした、ひとりぼっちの家の静かさとか今までの当たり前のない暮らしとか。

愛犬であり息子であった虎太郎が自分の腕の中からいなくなり1週間が過ぎようとしています。

この1週間、亡くなった日から次第に涙をこぼすことが無くなってきました。

その代わり、ぼーっとしてる時間、眠れない時間はどんどん増えてきています。

 

必死に動こう、何かやろうも途中で諦めてしまうぐらいなので

まだやるべきじゃないのかと思っています。

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毎朝5時に起きて寝起きボサボサの髪の毛でお散歩に行ったりベランダに飛び出したりしていた毎日が遥か昔すぎるような感覚以上に、夢だったのじゃないかと言うぐらい思い出せない。

 

カンザキサツキです。

 

冷蔵庫を開けるだけで涙がこぼれたのは亡くなった翌日まででした。

何をするにもいつも視線を感じてきたぼくの人生。

その視線の全ては犬でした。

冷蔵庫から何を出すのか、しっかりいつも見られていました。

 

日々の全ての行動の合間には愛犬がいて、作業の邪魔されて、

それがどれだけ幸せだったかを痛いぐらいに感じます。

 

ただ、今は何するにも涙もこぼれないけど、やりかけで終わっているものが多すぎる。

昨日も冷蔵庫から出した牛乳を冷蔵庫に戻してなかった。

 

自宅でやっとできるようになった食事と飲み物を飲む行為は大きな前進です。

全ての行動に犬が伴っていた自分の人生において、

食が細くなり何でも食べれるものを食べさせてあげてと動物病院で言われてからの数年は、

朝ごはんは一緒に犬が食べれるものを必ず一緒に食べてきた。

 

自分が毎日食べて飽きてた菓子パンも、虎太郎が好きだから切らさずに買って食べてた。

自分はプレーンヨーグルトが食べたいけど、虎太郎が食べるからチチヤスか十勝ヨーグルトししか買わなくなった。

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その習慣が根付いた冷蔵庫の中身を取り出して開封して、虎太郎の仏前に供えた後に食べるのですが

どうしても喉を通らず、家で食事だけでなく水分を取ることも難しくなりました。

 

幸いにも実家で夕飯を食べる習慣になってきていたので、実家で夜は食べさせてもらい、

会社に行けば通常営業モードになるので会社で朝ごはんを食べ自炊を諦めて昼も買って食べてました。

 

やっとここ数日、普通に朝ごはん食べれたりお茶を飲んだりできています。

 

問題は、夜寝れないと言うこと。一緒に毎日寝ていた環境は何よりだったようです。

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(写真は休日の昼に、犬と仏壇の前で気がついたら昼寝してたぼくです)

 

数ヶ月は2時間おきが1時間おき30分おきもありましたが犬が起きるたびに水を飲ませ、

排泄して汚したら片付けての寝不足の日々を送っていました。

その寝不足の生活に幸せを感じていました。

 

その介護の日々が終わった今、寝れるわけなのですが全く眠れません。

 

虎太郎が昼夜逆転して、消灯したら起きて元気モリモリモードになったりするので

電気はつけたまま、テレビをつけたまま朝を迎える生活を送っていました。

 

電気が付いてたら自分も熟睡せずアラームで起きやすいし、テレビも同じくついてたら起きやすい。

 

それが無くなったのに、全く眠れません。

電気も消せないしテレビも消せません。

 

原因はわかってます。

一緒に毎日寝ていて、元々睡眠があまり取れない自分にとって虎太郎の添い寝があればぐっすり眠れていた。

それが無くなってしまったからでしょう。

 

どれだけ犬に助けられ支えられてきた人生なのだろう。

 

そんな全てを乗り越えるには、自分でどうにかするしかありません。

虎太郎と同じはありません。代替なんてありません。

 

一人の静かすぎる暮らしは、不快でしかありません。

でも、乗り越えるしかないし、いつまでもこた社長に甘えていられません。

 

もう少しなのかまだまだ先なのかわかりませんが、なんとか乗り越えなきゃなと思ってるカンザキでした。

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