サツログ。

独身こじらせ干物でオタク、社畜の狭間で撮られることを仕事にしながら田舎暮らしの夢見人、カンザキサツキ(颯希)の日々徒然とひとり人生の歩み。

当たり前に犬がいる暮らしの終末期ケア。しんどい気持ちがどんなものだったかを書き残します。

愛犬が亡くなり一週間が経過しました。

このブログも愛犬との暮らしの最期が近づくにつれ犬のことばかりになっていたなと見返すと思います。

前向きに犬と毎日を悔いないように生きてきたのですが、正直その時思っていたことを書いておこうと思います。

この後の人生で変わらず単身者である以上、犬を飼う選択をしたくてもしない可能性の方が高いです。

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犬はこれからも大好きだし、感情論だけでいいなら一緒にまた犬と暮らしたい。

でもそれは難しこと。

カンザキサツキです。

 

幸いにも虎太郎は手がかからない方だったという前提でのお話です。

それでも本当に、しんどかったです。

寝不足がしんどいとか、物理的なものではなく、

仕事から帰ったら死んでたらどうしようの気持ちのしんどさはどうしようもないものでした。

 

先代は昼夜逆転して吠えて夜中に散歩に行かないといけなかったと祖母と母に言われました。

他の友人の家の犬たちも同じような感じの子がいたり、

半年も寝たきり、3ヶ月近くほぼ意識不明だったいとこの家のチップも大変だったのは見てたし聞いてたし、本当すごいなって思います。

 

そういうことが虎太郎にはなかったから本当に手がかからない子でした。

 

ケア面以外でも、大変なのは高齢犬は医療費もすごいお金がかかると言うこと。

うちの場合はお世話になってた動物病院がびっくりするぐらい安いので大変助かっていましたが、

ペットの保険だって終身型じゃないものが殆どだったり手術だけ補償などだったりすることもあります。

犬の病院は基本的に自由診療なので、高額になります。

 

いつまで無理矢理生かせるのか葛藤の日々でした。

すごくしんどそうな状況を毎日見て、自力でご飯が食べれない毎日になると

流動食を注射器で与えたりして、拒否はしないけど拒絶する元気がないんじゃないかと思ったり、

食べたくないなら無理矢理食べさせて、通院して点滴してもらって命を繋いで行って、

本人(犬)はどう思っているのだろう、生きたいと思ってるのだろうか。

そんな葛藤の日々を誰にも相談できない、愚痴をこぼせない、

何より犬に聞いても答えたは返ってこない・・・。

 

飼い主の自己満じゃないのかと葛藤をする毎日でした。

 

先にも書きましたが、仕事から帰ったら死んでるんじゃ・・・という不安で精神が弱っていきました。

仕事だけじゃなく、風呂上がったら、トイレしてる間に・・・という不安の中暮らしていました。

もちろん寝ている間にと言う気持ちは常にありました。

玄関を開ける前に「お願いだから元気な姿で」と願って祈ってから、普段信じない神様に神頼みする都合のいい人間になっていました。

 

これが一番精神を削られていったと思います。

 

一緒にいる時間が更に増える、関わりが濃くなるから、愛しさがさらに増す反面終わる日が怖くなる。

そばでくっついていることが増えて、お世話に手がかかるようになり、関係性がより深くなるのが介護生活だと思いました。

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分離不安がひどくなるとこんな感じでくっついていないと不穏になるケースもあるようです。

うちの場合は、ひたすらくっついていました。

 

スマホにもゲームにも今までにない嫉妬をしてくれる感じが鬱陶しいと思わず、本当に愛おしかったです。

そしてその濃密な関係が近い未来で終わると言うことをふと思い返すと、胸が締め付けられる思いでした。

 

若い頃、もっともっとこうしてやればよかった後悔が波のようにやってきました。

もっと一緒にいればよかった、お留守番させなきゃよかった。

もっとお世話をしっかりしてたらこんな病気で苦しませなかったと悔やんだりします。

 

ぼくの場合は、歩けなくなり抱っこでお散歩に行っていましたが歩きたいけど歩けないで落ち込む犬の姿を見た時

もっともっとたくさんの場所に連れていってやればよかった、

毎日のお散歩ももっと真剣に、もっとたくさんしてやればよかった、

そう言う思いが込み上げても時間は戻ってこないことがしんどかったです。

 

そう言うしんどいが波のように不定期にやってきます。

 

回復と悪化を繰り返していくことを見守る、寄り添う中で会社員じゃなかったら、独り身じゃなかったらと思いました。

これにつきます。

独り身で犬を飼うことはできます。若い頃なら容易だと思います。

お金はかかりますが、一緒に暮らしていくことはさほどしんどくないと思います。

 

ただ、普通に働いて、犬の介護をすることを一人でやるということは大変です。

 

職場に理解があったとしても、驚くほどに一喜一憂どころじゃない。

職場に理解がない場合、休むこともままらなくなることでしょう。

 

一人じゃなかったら、もっとちゃんと見てやれた訳じゃないですが、

すぐ対処できる時間が増えたり、心の余裕が生まれたと思うのです。

 

愛犬の介護生活の中で土日の昼間、母や叔母に少し一緒にいてもらったことがありました。

その時間は自分はしっかり眠ることができて、ホッとした気持ちにもなれました。

これがなかったら多分自分は、心身ともに、タフにいれなかったです。

 

今後ペットも高齢化社会が進んで、もっともっと老犬ホームや老犬に対する民間サービスは増えることでしょう。

ペット介護士の資格を取りたいと思った時期がありますが、需要は増えると思います。

  

一人で責任を持って最後まで面倒を見る覚悟があったけど、

実際犬と生きて、見守ってきて、看取って、本当に大変でした。

しんどい中でも愛犬からいただいた幸せな時間に対して、少しでも恩返しできてたらいいなと思うカンザキでした。

 

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