メニエール界隈ではまずいで有名のインソルビド内服液を飲むことに慣れることはない。
まだ治らないの?と言われることが増えました。
聞こえない→聞こえにくい
ゴポゴポ音がする→しなくなったけど両耳詰まってる感と左耳の難聴が少しだけ聞こえるに進化した
大きな進歩で、改善はありました。
少しは前に進んでると信じたいけど、それでもまだ生活に支障が出ています。
薬を飲まないとめまいがひどくてまっすぐ歩くことはできません。
突然、予告なしにぐるぐる世界が回ってて起き上がれない時もまだあります。
飲めなくはないけど、香りと裏腹にすごく苦い。
何かに薄めてもダメだったから冷やして一気に飲んでます。
同じ薬飲んでるみんなは戦友だと勝手に思ってます。
カンザキサツキです。
増えていく眩暈を止める薬で眠気がすごくてフラフラになっていた毎日。喉もすごく乾く。声も枯れてる。
どんどん眩暈を止める薬はこの液体の不味いやつ以外に増えていくばかり。
量だったり、回数だったりが増えたり種類が変わっていく。
嵩んでいく医療費に苛立ってしまうのも正直なところですが、
眠気や喉の渇きや声がすごく枯れてしまって、静かな生活を送っています。
業務が変わることもない。変わらず聞こえにくい耳で電話対応しています。
帰ったらもう満身創痍状態で、何もする気がやってきません。
それも変わらないことです。
しんどいの4文字以外に家の中で言葉を発することがないし、
発しても何も帰ってこない独り身は静寂さ溢れる暮らしぶりも変わりません。
ただ、生きてくために働くことをやめてはいけない。
なんとか社会人やってるけど、眩暈が酷くてパソコンすら見れない日が出てきているので限界を超えていると思う時期はなんとか乗り越えました。
幸いにも一緒に働いている先輩たちが気にかけてくださってるけど、
大丈夫ですと言いながらも、全然大丈夫じゃない。文字がちゃんと見れない。
自分が休むと会社で自分の業務をする人はいないという点と、
自分の収入がなくなる不安と、最悪仕事を失うのではという不安が一番のストレスです。
二番目のストレスは薬がマズイことです。
もちろんあまりに余っていつも償却される有給もある。
それでも迷惑をかけたくないということと。失うことは常にぐるぐるしています。
どうすれば治まってくれるのか、いい方向に向かうのかわからないまま、生きてます。
ただ、まだしばらく出される薬で眩暈を止めて日常を送るしかないようです。
大丈夫じゃないかな?と思って、薬をやめたりもしましたが結局、全くダメでした。
薬を飲むと眠たくて仕方ない。でも飲まないと眩暈で目覚めたり眠ることすらできない。
吐き気止めを寝る間に飲むようになり、起きてられない眠気がひどいです。
飲んだらすぐ布団に入ってないとフラフラになります。
一度、夕飯が遅かったので夕食後と寝る前の吐き気止めを一緒に飲んでしまって風呂で完全に朦朧としました。
危うく死んでたなって思う程度の体験でした。
人生の保証のないまま退職や休職できるほど余裕はない人生プランは引き続き継続中です。
ストレスはさほど感じてないと思ってるだけですごくストレスを感じているのだと思う節はあります。
誰かや何かのせいにして晴れるなら晴らしたいけど、晴れないから困ってます。
それでも前に進んでいることを前向きに捉えています。
本当に、こんなにずっとしんどいのは初めてで、非常に困ってるし辛いです。
聞こえが悪いより眩暈が辛すぎる。
でも、最近ちゃんと「しんどい」と呆れられても言えるようになりました。
そして、鍛えなきゃ!とか運動しなきゃ!も叶わなくなってる今だからこそ、
少しだけ自分に甘く生きようと思える自分になりました。
物理的に甘い生活を送ってるうちに、少し薬の量は減りました。
物理的でも甘い生活を送ったら、少しいい方向に向かっていると思います。
ちょっと太ってもいいじゃない。
ちょっと甘く生きてもいいじゃない。
たまになんだからサボることも楽しもうじゃない。
それは進歩で成長だと思っているカンザキでした。
一生のお付き合いをしなくてはいけないと理解しています。
余裕のある人生プランってなんだろうって模索することもやめたいけどドクターストップ中でも持久走は終わりません。