ちょこちょこっと実はーとお話しするときもありながらでしたが、
正式に撮ることが業務になり、職種的にありがたい環境にいるけどバーコードがつくものに自分の写真もお恥ずかしけど載るわけだ。
好きなこと、趣味が仕事に繋がりがち芸人ですが、好きなことを奪われていく感覚はやっぱりある。
カンザキサツキです。
カメラの趣味は子供の頃から始まってると思います。
インスタントカメラを常に学校に持っていくのが流行っていたわけじゃないけど、修学旅行のあまりとか、体育祭の前後とかみんなインスタントカメラ持ってきて撮ってたような環境の中で、
土曜の半日授業の後、部活の合間、結構常にカメラを誰かに向けて撮ってました。
何気ない毎日を撮って、現像出してっていうのは中学生あたりまでは結構きつかったと思います。
安い現像のところを探して自転車で往復1時間でも行って、それをアルバムに入れたり落書きしたり、
切って貼ってカラーコピーして配ったりが楽しかった。
きっと根本的に写真が好きだったんだと思います。いつも撮る側。
趣味は風景を撮ったりがメインですが、この度会社で正式にしっかり商品撮影をすることになりました。
今まではちょこちょこっと撮ってるぐらいで、看板商品や売りたい商品や、商品パッケージなどメインで撮影するものはプロにお願いしたり外注でした。
その写真の加工・修正はいつからか、自分の仕事です。
普段TwitterやInstagramの写真はカメラマンさんさんの腕が良すぎるからほとんどというかほぼ加工修正してない写真のまま上げています。
それ故に加工できない人みたいに思われてますが、業務でガンガンやってます・・・家出まで右側のレイヤーの数々見たくない気持ちもありますが、上に書いている通りカメラマンさんの腕がすごいんです。
そんな自分が、メインで撮影することになりました。
結構ガッツリしっかり、一生やったことが物理的に残る仕事になりました。
自分の出会った全てのカメラマンさんのように綺麗に映すことはできないけど、
自分の仕事は「映え」じゃなく正しく伝える撮り方をすることだけどこれがまた難しい。
・・・とはいえ映えもできないんですけどね!!
ただ、たくさんたくさん、長い間照らしていただいたように、ぼくも商品やモデルさんとカメラと向き合ってみようと思います。
今までは見えたまま記録できて、好き勝手に撮っていたら楽しけりゃの延長戦だったのが、
給料をもらっている時間に仕事としてやって、それが会社の顔になっていく。
まだまだ未熟だし、いいカメラだって使っているわけじゃない。
(慣れるまで、半分程度自分のカメラ持ち込みで使ってます)
それでも、やってみようと思います。
いいカメラだったらもっと粗が出ると思って、今あるもので今できることを。
いつか会社がいいカメラ買ってくれると思って、今できることを。
・・・とはいえね、今出てるカメラの性能は良すぎて故に価格も高すぎて、
そこまでいらないのも事実だと思いますけどね。映えじゃないんで。
という言い訳しなくていいように、何を用いてもちゃんと仕事がこなせるようになりたいと思います。
光の当て方や、撮り方だけじゃなく、自分が10代の頃からさまざまに撮っていただいてきた中で
嬉しかったこと、嫌だったことは自分が一番わかっているので、嫌なこと不快だったことは絶対したくないなって強い気持ちもあります。
貶されながらカタログのモデルをしたときは本当に帰りたかったなと思い出して苦笑いのカンザキでした。