2台になって、2台持って出かけるつもりでしたが思いのほか自分がカメラを持って出かけるときに必要になる荷物量が多すぎるのでまだその夢は叶っていません。
K-70の購入記事のアクセスが多いので、客観的な機能面で買って良かったことを書いてみようと思います。
カンザキサツキです。
PENTAX K-70はミラーレスに比べたら少し重たいです。風景撮りにも人物撮りにも使えます。
よくカメラ購入を検討している友達に言うのですが、何を撮るかとどこで撮るかでまず候補を絞った方が良いと思います。
荷物を減らしたい、重たいカメラは無理となればミラーレスになりますし、
しっかりカメラ構えて撮ってる感が欲しいとなれば一眼デジタルも候補に入り込むと思います。
PENTAXは風景向きでしょ?と言われますしK-70もアウトドア仕様のタフさが売りなので風景向けと思われる方も多いですが、
人物を撮るためのモード(顔にオートフォーカス(ピント)が合うモード)もちゃんとついていますからね!
あとアプリまでいかないけど、お肌を綺麗にしてくれる機能もあります。
ただ、コスプレ撮影はカラコンで目の色やウイッグで髪色が人間離れてしまうと
顔として認識しない時があるので顔に絶対ピントが!ってなったら自分はソニーをおすすめしちゃいますけどね。
星空に特化したモードなどもあるので広く様々に撮りたい希望がある人向けとぼくは思っています。
そしてこの価格帯なのに防塵と防滴なので安心要素が高いカメラです。
お外撮影に特化したカメラであるのは間違いないと思いますよ。
機能面で言えば、スマホがリモコンになるモードがある。
アプリを落とせばこのように使うことができます。
何故かぼくのiPadはこのアプリが動いてくれませんがスマホは動いてくれます。
離れて使えるシャッターを持っていますが、そこまでじゃない時や地面に置いて撮るなど
ぐるりと回転するモニターじゃ難しい場面でも活躍してくれます。
三脚使うシーンでも結構便利だと思います!
ちょっと感動してテーブルの上で起動させた時のスクショですみません。
多分この機能は最近のカメラにはついているものが多いと思いますが、こう言う機能がなかった自分には感動的なものでした。
アプリ連動でWi-Fi経由で撮った写真をスマホにすぐ転送できる。
公式アプリのImage Syncです。上に書いているシャッターもこのアプリを介して使います。
同じく自分のiPadとは繋がってくれず色々試したのですがだめでした。
そこまで困ってないと思うのでiPhoneで使用しています。
PCを持参しなくてもリーダーを持っていかなくても転送できるので、コスプレ撮影した時はアフターでご飯食べてる間に自分のスマホに転送して、そのまま共有アルバムに入れるなどもできます。
唯一デメリットを言えば、転送速度が結構遅いと言うことです。
データが大きいので仕方ないのですが、数枚の転送であればこれは便利だな!と思いました。
多分これからもMacbook持参で撮影してると思います。
やっぱり当日、なるべくお渡しした方が嬉しいって言ってくれるので。
画質やピント機能の良さもですがISO値を上げても荒れにくいことに感動を覚えました。
ISO値というカメラ独特の数値があるのですが、この数値が低ければ荒れにくく、高ければ画像は荒くなります。
ピンクのペンタのK-rは200が最小値でした。K-70は100が最長値です。
この数が小さい方が綺麗に撮れる代わりに暗く写ってしまうので夜景や星空を撮影するにはこの数を1000とか3000とか16000とか大きくして明るく撮影できるように調整しないといけません。
この数値を上げれば荒い写真になります。
しかし同じISO値(感度とも言います)にした旧機種と今使ってる機種では荒さが全然違います。
きっとそれは自分がかなり前の機種を使っていたからでしょうが、本当にすごく暗い場所に強いです。
あと手振れにもすごく強い。
なんんら水平も常に測ってくれてるのでカメラを覗けば綺麗に撮れる。シンプルにすごい。
他にも機能はあるけどぼくは使いきれません。カメラを選ぶときに自分が大事にしてることは先にも書いたけど「どこで使うか、何のために使うか、どう使えば楽しいか」と思います。
エントリーモデルかミドルスペックか、ハイスペック(プロ仕様フルサイズ機)か悩んでると初心者だからエントリーモデルと言う選択肢を外せと言う人もいますが、
ありがたい事に自分にフルサイズ機買ってマジでやってみたらいい写真撮ると思うと言ってくれる人もいますが、
エントリーモデルでもかなりの高スペックになっています。
なのでエントリーモデルってなんぞや!って思ってしまうところがあります。
なんなら誰でも上手に綺麗に手軽に撮れるのはスマホだと思いますし、
エモさが売りのインスタントカメラも最近じゃブームです。
オールドレンズだって味があってエモさがいい時代です。
その中で、スマホと別でカメラを別で持とう、写真を撮ろう!となった時に
予算や撮りたいものと、カメラのスペックと重量の他にも
たくさんある要素の中で自分が楽しめる振り幅がどれだけあるかでいいと思います。
別の趣味のサバイバルゲームと同じくカメラも知識人らしい人や詳しい人からお話を聞く際にこうしないとダメだ系の人や自称プロのような人もいるし、何故かすごく上から目線の人もいます。
もちろん聞く耳は大事ですが、使うのもお金も払うのも自分自身なので多くにとらわれず好きに選んでいいと思います。
自分はK-rとK-70とこれからまた10年は歩いていきそうです。
写真を撮ってる作業が大好きの中で、ぼくの撮った写真が好きだと言ってくれる周囲のお陰でもっともっと楽しくなっています。
いつもありがとう。カンザキでした。