撮影会団体に所属しています。もう4年目です。
他にも所属した団体や、ゲスト出演(声をかけていただき仕事をもらう)したこともあります。
なんだかパパ活とごっちゃになってるけど仕方ない背景もあると思うのでわかりやすく違いについて書いてみようと思います。
フリーランスですが、契約書を交わして団体(会社)に籍があります
カンザキサツキです。
団体(法人)主催の撮影会は、当たり前だけど主催(団体や会場オーナー)と参加者(カメラマン)とモデル(被写体)がいます。
雇用主(主催団体や法人)と労働者(モデル)とお客様(カメラマン)がいる形が
絶対的に取られている状態であることが誰が見てもわかるものです。
モデルは主催者の団体や法人と契約を交わしてお仕事を行います。
メールやDMのやり取りで終わるところもあれば、しっかり契約書があってサインと印鑑が必要な場所もあります。
所属となると契約書を交わすことが多いと思います。
そしてカメラマンは主催のルールや規約の説明を受け了承した元で参加費を払います。
なので、自分もそうですが給料の支払いは主催から行われますし、給料明細がつきます。
当たり前ですが確定申告しないといけませんし、してます。
個人間のやりとりがあるとすれば、当日の衣装のリクエストなどかもしれませんが、
それすらも団体経由の場所が結構あります。
個人撮影(個撮)と呼ばれる個人募集の場合、モデルとカメラマン同士のみの関係です。そこにお金が発生したら「報酬」と捉えるのか「お小遣い」と捉えるかは二人だけの話です。
大前提、撮影=パパ活ではないと思うんですけどね!
無償有償問わずですが、問題になるのは個人交渉の有償の場合でしょう。
無償(無料、お金が発生しない)はお互い趣味で撮影あそびです。
モラルを逸脱しなければ何も問題はありません。
これは前にもブログのどこかの記事に書いたのですが、
お仕事として受注する以上は支払い証明(領収書や振込証明など)ががないと所得申告できません。
本当に仕事として受注している個人活動(所属先や契約先がなくフリーの状態)のモデルさんはしっかりされている印象を受けます。
3月だいたいみんな確定申告に追われてる・・・。
(今年も無事に自分終わりましたよ!!)
お財布にダイレクトインしているのはもしかしたら相手はパパ活と捉えられてしまうかもしれませんね。
自分はモデルをしているつもりでも、相手はお小遣いあげてる感覚の人もいると思います。
こんな自分ですらDMで
「お小遣いはあげます、撮影させてください」
ってきますからね!
・・・無視です。
以前は所属先があるので、撮影会にお越しくださいと送っていたのですが、日本語がどうにも通じないようで一生懸命お小遣い無双をされるので無視が鉄則と刻み込みました。
お小遣いより、このブログ書いてるモデルの端くれは休みが欲しいと思ってるよ。
結局大きな違いは、間に会社が入っているか入っていないかだけです。でもそれって時に自分を長く守るために大事なこと。
間に誰か第三者がいるだけで防げるトラブルは非常に大きなものです。
かといって、間に会社があるからといって守られてないない現場も見たことがあるので絶対だ丈夫とは言い難いですが、
男性相手によっぽどの手練れの武術のプロであっても突然覆い被されたら勝てることなんてありません。
自分も護身術の心得程度はありますが、無理です。
さまざまなお仕事でフリーランスの方が増えてきて、所属フリーの芸能人の方も増えてると思います。
会社を交わさなくてもお仕事ができる時代ではありますが、募集を見てたりすると
いきなり初対面の方と個室に二人っきり(じゃない可能性も含む)になることに対してのリスク管理までできているのか不安になる時があります。
撮影会もパパ活だとか書かれていたのでカメラマンさん、モデルさん両方の名誉のため擁護したいと思いますが自分の名誉は自分で守るための可視化された証明で壁を作ることも大事です。
モデルをお仕事としてやりたいなら、直近の収入、利益幅だけでなく未来を見据えた安心や安全もしっかり確保しておくことが大事です。
好きで選んだことでお仕事として受注できているならなおさら長くお仕事として従事できるよう工夫することは大切です。
そしてカメラマンさんも勝手に悪い人だと書かれてしまって被害に遭われるリスクも0ではありません。
そういう被害に実際あわれてる方もお見かけしました。
実際は何もしてないのにネットの拡散力は勝手に話が大きくなりひどいものでしかありません。
自分は、団体があるからそこでお仕事をさせていただいている以上、現場にスタッフがいますし個人的な金銭トラブルは絶対に発生しませんし撮影現場で恐ろしい思いをすることもほぼないです。
特にインターネットが普及しすぎてる今、一度載せられたものや情報が完全に消えることはほぼありません。
大きなトラブルでなくても、大きなトラブルのように過剰に書かれる時代です。
多分だけど、本当ごくごく一部でそう過剰に言われてるだけで、
カメラマンもモデルさん被写体さんもプライドを持ってまっすぐ向き合ってるとさまざまな方に出会ってお話を聞いて感じてきました。
神社に行っていくらお賽銭入れるかとか、入れないかとかぐらいの違いかもしれないけど
価値観は人それぞれだから捉え方もそれぞれなんだよということも踏まえてどう歩んでいくかしっかり決めてから一歩を踏み出してほしいなって思うカンザキでした。
余談ですが自分は10円で願いを聞いてくれると思わないけど、10円入れて「どうも神崎が来ました」って言いにいくぐらいの参拝方法です。
撮影会や撮影にまつわるトラブルや権利などについてはこちらに書いてます。