令和を生きてます。
平成の終わりにに介護職員初任者研修を取得しました。
資格取得前に介護施設で少しと、高齢者メインの病棟で勤務経験があります。
現在は、祖母の日常のお手伝いをしながら日々を模索しています。
カンザキサツキです。
治療・療養・介護のお供になってくる尿取りパッドやおむつ、リハビリパンツなどは保険適応ではないのは皆様ご存知だと思います。
祖母はこれまでの入院ですべてベッド上という短期間(数日)だけでしたのであまり大きな負担になった経緯がなかったのでそこまで気にしたことがなかった。
おむつを使用したことがある程度です。
自身の話だと、病棟勤務は決まった時間におむつ交換に回り、おむつチェックシート(交換の有無や使用品の報告書)をつけてそこで自分達は終わりだったからその先のことを知らなかった。
10代の自分にはその先を知ろうとしなかった。あの時掘り下げて知識を増やすべきだったとぶん殴りたい。
基本的におむつ系のものは街中のドラッグストアで買う、
自費の10%負担のものです。
前にブログにも書いてますが、ナプキン同様、子供のおむつ、老人のおむつは10%の消費税がかかります。
介護度が高い高くないに関わらず絶対保助具としておむつやパットは必要になってきます、それでも医者から証明書発行してもらえない限り控除受けることができません。
まじか…。
ってすごく思います。
現状日本の制度では、
・6ヶ月以上継続して寝たきりである
・国の指定の書式(市区町村HPなどでDLできます)を主治医に書いてもらう必要がある
この2点が必須事項です。
※市区町村により助成があったりする場合もあります。
もちろん寝たきりの方だけがおむつやリハビリパンツ、パッドを使っているわけではありません。
ぼくが介護職員初任者研修を受ける中で一晩オムツで過ごせの宿題を出され経験したことは、
オムツは濡れたら本当に不快である。非常に辛い。
ぼくが病院や介護施設で学んだこと、知ったことは、
汚れたらすぐ取り替えないと病気につながる。
大体オムツやリハビリパンツは物によりますが20枚前後で2000円前後です。
中に更にパッドを入れると+1000円ほどはかかります。
種類によりますが、2〜4回の排尿で取り替えるので数日で3000円以上かかってしまいます。
すごい負担です。
介護保険制度はしっかりあるようで、使える内容も限られているので自費負担が増えていく中でこれは本当にこれは辛いと思うのです。
でも、ケチるなんてできない。
祖母の明日以降にかかる負担は日を積み重ねていけば増えていくばかりという中で事前に調べて良かったと思いました。
介護保険制度もそこまで詳しくないけど、レベルによってプロの助っ人(介護のプロフェッショナル)に来てもらえる時間数が異なったり、
レベルによって使える装備(介護保険制度でレンタルできたりできるベッドなど)の上限が異なるということは知っています。
介護保険制度って言う保険適応が使えないものは実費(自己負担)になります。
でも使わないと転倒リスクが上がって危ないのでツッパリ式手すりを実費で借りたりしています。毎月の継続的な負担です。
おむつも然りです。
今後絶対に出費のカテゴリで増えていくことでしょう。
(祖母にまつわることも全てエクセル管理してます)
子供のおむつも、女性用のナプキンも、大人用のおむつも、もう少し何か補助的なものがあってもいいのになと思っちゃいます。
安くない税金と消費税と上がっていくばかりの物価の狭間で感じることです。
増えていく高齢者にも、減っていく子供たちにも、手助けが必要な人を助ける家族やその家族の負担を減らしてくださる介護職の方にも安心で手厚い制度ができて欲しいと思ってしまいます。カンザキでした。
ぼくのばあばはちょこんと座れたり、ガバッと開けれてたくさん収納できるタイプのものと、コンパクトタイプの2台乗りです。どちらもばあばのお友達とお揃いで可愛いんです。