最近またよく聞かれるようになった、好きなアーティストのインスタの画像を使っちゃいけないの?について今日はちょっと書いてみたいと思います。
登録商標とか著作権は独学で詳しくなっていく日々ですが知識はいくらでも欲しい。
カンザキサツキです。
最近よく聞かれる「これってやっちゃいけないの?」の当たり前の考えは自分がされたら嫌なことベースでまず考えてほしい。
例えば、自分の写ってる写真を勝手にTwitterのサムネイル画像にされたら?
例えば、自分の写ってる動画を勝手に切り取られて悪い風に編集されてUPされたら?
例えば、お金を払って撮ったもの、書いたものを他人が自分の作品です!とネット上で売ったら?
きっと誰しもがモヤッとして「誠に遺憾である」で済まないと思います。
傷ついたり、訴えたかったりする筈です。
それと同じことをやっていない?というお話が今回のブログです。
ネット上にUPされている写真や動画は原則として著作権フリーではない。
YouTubeで勝手にテレビ番組やライブの映像を切り取り動画を収益化するのは完全に黒!違法です。
もちろん見るのも違法に加担していることになります。なので見ないに越したことはありません。
TikTokも自身は不定期に好き勝手UPしていますが、こんなに無断転載多いんだって悲しくなります。
同じくTwitterやInstagramは個人なり芸能人なりさまざまな人が使っています。
企業やショップ、テレビ番組などでもアカウントを持って運営していたりします。
しかしそこにUPされている写真や動画の全てはフリー素材じゃないのでダウンロードしたりして二次利用することはしてはいけないことです。
特に芸能人やテレビドラマなどは広報的要素を多く含んでいますが、フリーではありません。
もしフリー素材ならどこかに「ご自由にどうぞ」と店頭に置かれているチラシのように記載されている筈です。(ここ大事です)
ツイッターはリツイート機能、インスタグラムはリポストがあるので上手に使おう。
Instagramに関してはリポストと呼ばれるものがありますが、
左下なり右下にリポストアプリを用いてアカウント主のIDを記載することで一応著作権主の名称が載っているのでOKということになっているようでが、
リポスト前に許可を取ることをお勧めします。
自分は有無を言わず、無許可のものはすぐ削除依頼をかけます。
日本人でも外国人でも構わず、撮っていただいた写真で許諾なく無断で転載した場合は見つけ次第対応します。
Twitterに関しては、リツイート、引用リツイートを用いればOKです。
スクショしてあーだこーだ書くのはあまりよろしくないでしょう・・・。
もちろんダウンロードした画像を我が物のようにして掲載するのはNGです。
何かあったら嫌なら見るだけに留めておくのが正解であるのは間違い無いですが、
もし勝手に広められたりしたら直接削除依頼をかけるより、通報という方法がありますので是非試してみてください。
自分は過去に何回かそれで消してもらったこともあります。
今後この問題は、ちゃんと何かしらのアクションが出てくると思います。
権利や商標の難しい話にはなりますが、許諾が「ある」「ない」のなかで
今までアナログな時代からきてる中で、デジタル化が進み便利なアプリやソフトがどんどん出てきていつか規制が明確になりそうな気がします。
知らなかったじゃ済まされなくなる年齢も成人扱いに年齢が引き下げられていますので、
しっかり知っておく必要があると思います。
勝手に見てるのはOKで、勝手に再配布するのはなんでOKじゃないの?
みんなと共有したいだけなの!
という方に出会ったことがありますが、それはネット上じゃなくてお家でやろう。
以前は右クリック禁止タグを入れ込んでHPを作っておけば、わざわざソースから拾う手間かけない限り二次利用されることもなかったですが
そういう時代でも無くなって、簡単にスクショ(画面キャプチャ)できたりダウンロードできちゃう時代だからこそ近い未来に何かしらありそうな気がしますね。
勝手にダウンロードした写真でグッズ作って売っちゃおっかなーなんて怖い人もネット上にいるのでびっくりすることの連続です、カンザキでした。