間引きのたびに、母にお願いして作ってもらった浅漬けは、
食べ慣れた祖母の浅漬けと違った味がしてまた美味しかった。
祖母の作る料理の味の方が、自分の味に近い気がする。
母の作る料理は、甘くてあっさりしててシンプルですごく好き。
カンザキサツキです。
間引き3回、本収穫1回、合計4回の中でほとんどがカブの浅漬けになる我が家。
母は生まれも育ちも大阪の関西人だからなのか、
それとも我が家だからなのか、
祖母が山間部の出だからなのか、
我が家は必ず漬物が出て、漬物がみんな好きです。
なので自動的に大根の葉っぱ含むこの手の野菜たちは漬物になりがちです。
お漬物って美味しいですよね。
ちょっとだけ油炒めになりましたが、9割漬物でした。親戚の家も漬物になっていました。
祖母の味、母の味、両方が自分にとっては「母の味」です。
祖母と長期の休みは過ごすことが子供の頃から多くて、高校生の頃もあまりに家から高校が遠くて朝練や学校以外の場所でやっていた体育祭に間に合わないので
よく祖母の家に泊まっていました。
大人になって大阪に帰ってきてからは祖母と夕食を食べることが毎日の当たり前でした。
なので、祖母の味も母の味と同じぐらい自分を構築している味です。
故に、母が知ららないような調理方法を自分が知っていたり、代々伝わってるものも知ってたりします。
あと祖母の家の調理器具の配置も切れにくい包丁の切り方もよく知ってる。
かといって、母が料理をしないわけじゃなくて、母は栄養士の資格持ってるし
すごく料理が上手です。めんどくさがりなのでシンプルなものばかりですがとても美味しいです。
自分が作った野菜だから美味しいというわけじゃなくて、きっと母の味だから美味しい。
自分はメシまずの女じゃないと思います。割と料理できる方だと思います。
ふだん、全くし無くなりましたけどやればできる人です。多分。
自分の味が一番美味しいという価値観の人じゃないから余計なのでしょうけど、
母の作る浅漬けだからこれだけでご飯がモリモリ食べれるのだろうと思います。
本当に美味しい。
絶対、母ちゃん、ばあちゃんの手にはなんかいい味がついてると思います。
誰かが作ったものだと、やっぱり母と祖母のご飯が世界で一番美味しいと思います。
野菜を作り始めて、料理してもらえるという嬉しさの相乗効果もあって
ご飯が美味しくて野菜作りが楽しくなっています。
野菜作りばっかりの記事になってますが・・・そんな感じなので仕方ないなと思っていただけたら幸いです。
採れたては美味しい。来年はもっとたくさん作るぞー!