サツログ。

独身こじらせ干物でオタク、社畜の狭間で撮られることを仕事にしながら田舎暮らしの夢見人、カンザキサツキ(颯希)の日々徒然とひとり人生の歩み。

結論から言えば、田舎への移住を断念しました。このブログを始めた理由を断念することにしました。

田舎の移住を前向き検討して、

地域おこし協力隊の面接に2箇所。

相談は何回も行った。

自力で移住を検討もした。

家はある、土地もある、山もある。

 

それでも断念することにしました。

この決断に至るまでに、結構な年数悩んできました。決断は正解なのかまだ悩んでいます。

カンザキサツキです。

 

断念する一番の理由は、仕事がないという現実。

もちろん、人は住んでいる。

車があれば30〜40分かけて山を降りればスーパーやコンビニはある。

しかし求人量が圧倒的に少ない。タウンワークベースでも正社員求人は直近だと2件のみ。

 

等合併で「市」になった元「郡」の中に仕事というものはありません。

なんなら自販機もなければ、お店もない。

 

あくまで自分で仕事を作らないと生きていけない現実があって、市でも新規農業就業には支援が手厚いけどそれ以外の仕事については記載がない。

 

車の運転ができなければ、週に1回の移動販売スーパーのみしかないので、自給自足が必須になります。

 

インフラ関係のこと、老後のことも考えるようになった。

まずインフラ。車がない人がどうやって移動するかとなると、

バスも廃止になったエリアにあるので乗り合いタクシーを予約して、動いてるバス停に連れて行ってもらう必要がある。

動いてるバスがあるバス停だって1日に数本のバスしか来ない。

乗り合いタクシーを使って最寄りの駅も2〜3時間に1本しか電車がこなくて、大きな駅へ行くための乗り換え駅に行く電車は更に2時間に1本しかこない。

 

それ以外もインターネット環境は前にこのブログでも書いているけど市役所にお願いして3ヶ月。速度は不明。

トイレも汲み取り式だし、プロパンガスなのでかなりガス料金は高い。

 

自分が年齢を重ねて移動困難になる未来に不安しかないのはやはり交通の便です。

若い人がいない場所で頼れる人も居なければ、どうすることもできない。

 

病院も週一回の診療所以外はなく、上に書いた方法で病院にいく必要があります。

 

自分が託される土地と家はどうするか。すごく祖父母がお金をかけて守ってきました。

たくさんお金をかけてきて、自分のためにだいぶ家を綺麗にしてくれました。

それを思うと、本当に申し訳ない気持ちと、大事にしたい気持ちはあるのですが、

明治に建った家をちょこちょこリフォームして、普段人が住んでいないから冬が寒すぎると水道管がダメになってということを繰り返してお金もかかる。

雨漏りをしてお金もかかってきてる。

この前はトイレがダメになって100万円ちかくかかっている。

 

それを自分が継続的にお金をかけて守っていけるかという問題がリアルにのしかかっています。

正直、守れるような収入がなく、この家自体も明治に建っているので断熱材が入っていないため冬は慣れていない自分は暮らすことができません。

 

この後自分が年齢を重ね、行くだけでもかなりお金がかかる中、この家を守っていくことは非常に難しいのです。

近所で廃墟になった家があり朽ちてきていますが、その朽ちていくのが非常に危なく地元の方にご迷惑や危険が伴うことは自分は絶対したくありません。

 

きちんと次に繋げるか更地にする必要があります。

祖父母には申し訳ないけど、物に溢れ、本当に片付けだけでもいますごく大変な思いをしています。

 

夢はやっぱりある。しかし現実は甘くない。

今は祖母が健在で、母がいて、自分がいる。

祖父母の親戚もいるし、祖父母を知ってる地元の方もいる。

 

なので自分以外の手があって、何より母がいるので勝手がわかってる人がいる。

それが自分だけになったら、正直この広すぎる家で一人で寝ることはできないと思う。

毎日、虫に怯えながら暮らすしかない。本当に大量すぎて泣いちゃうと思う。

 

もし、ここで夏だけでも移住体験や田舎体験ができる施設ができたらとか、

もし、ここで保護犬施設ができたら、とか、カフェができたらとか考えることも多かった。

 

しかしお金をいただく、お商売をするとなると、それ相応のお金をかけて施設にする必要があるし、

自分はここに留まる必要があるし責任も非常に多い。

 

一時的な感情でやってしまって始末がつけれる自信も保証もないし、自分も持病持ちである以上不安が伴います。

 

母ともよく話し合い、自分が譲り受ける方向で親戚からも同意も得ているのですが、

正直自分は手放したくない気持ちと守り抜きたい気持ちは感情論でありますが、

自分の代で終わらせることを決意しました。

あと数年のうちに片付けて、きれいにして誰かやどこかに譲れるかわからないけど、その方向です。

 

自分が譲り受けても、自分で結局いつか同じ結論に至ります。

自分の後には誰も続かないので、自分が若くて動けるうちに、母がいるうちに、

人の手があるうちに、きちんと終わらせようと思います。

 

思い出いっぱいで、祖父母の宝物で、もちろんぼくも宝物で大事な場所です。

現実を見過ぎな自分かもしれませんが、今不在のこの家の向かいに親戚が住んでいて、

普段様子を見てくれて、草を刈ってくれたり常に見てくれているからなんとかなっているだけです。

見てくれてる親戚だってもう高齢です。

 

厳しい田舎の現実を、大人になった自分が背負う覚悟でいましたが、

申し訳ないなという気持ちと、今じゃないと片付けきれないというところに至ってよかったという気持ちで揺れています。

 

自分に圧倒的な収入があってもきっと自分は断念したと思います。

田舎がいいのは、健康で暮らせるからであって、高齢になると厳しくなるのは誰よりも見てきているつもりです。

いい場所です。最高の場所です。しかし一人の人間の力じゃ、役所のサポートがあってもかなり難しい問題です。

 

どうにか未来に、田舎に住むことが素晴らしく優れていることになりますように。

なんなら田舎という言葉や限界集落という言葉が消えていますように願っています、

自分の力がないことが悔しくてつらくて申し訳ない、カンザキでした。

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